続いて向かったのは牛舎。
ここでは道内の農業高校で唯一、
牛肉を生産するため
和牛を肥育しています。
森崎
「前田先生ですね。
この方がとても面白いけど
怒ると学校で一番怖い先生!」
前田康晴先生
「うちは黒毛和種を中心に飼育してます」
前田先生
「ここにいるのが繁殖牛です。
大体、お腹に赤ちゃんがいます」
森崎
「種付け終わってるんだ」
肉牛として出荷するために育てている肥育牛。
すでに出荷が決まっている牛もいるんです。
前田先生
「肥育牛のブラッシングを生徒がやってます」
前田先生
「金ブラシと普通のブラシがあります。
(金ブラシで)汚れをとってから
仕上げていく!」
森崎
「ブラッシングはどんな効果がありますか?」
桶野 恭介君(2年生)
「牛の体の汚れを取る!
あと牛も人間と同じくストレスがあるので
ストレス解消に役立ってます」
森崎
「この牛は出荷されてどうなるか知ってる?」
中島 健太君(2年生)
「加工されて肉になる…」
桶野君
「すごく複雑な気持ちですね…
今は命にちゃんと感謝して
キチンと残さず食べています」
じゃ~ん、もんすけです!
倶知安町の特産品といえば「じゃがいも」。
この学校では各班に分かれて行う
プロジェクト活動という授業のなかで
「じゃがいも」を軸にした活動を
多く行っています。
作物班は55品種ものジャガイモを栽培し、
品種の特徴などを学びます。
草花班は花を観賞するためのじゃがいもを
栽培し観察しています。
そして畜産班は
ジャガイモを使った牛のエサ作りを
研究しているんです!
その名も「ポテトサイレージ」。
一体ポテトサイレージって何?