あぐり王国 放送内容

2014ǯ0111土
自分の体幹を意識してみよう


では食事と運動の関係性が分かったところで
ある先生に登場していただきました…

ペタペタ体をさわりまくるリーダー!

リーダー「先生すごいよ~」

河野「なんて体してらっしゃるんですか」

佐々木
「先生は18歳のころから
この業界で鍛えていらっしゃるそうです」





ご登場いただいたのは
笠原清志先生(フィットステージ)、
日本トレーニング協会上級指導員。
岡村先生と連携して肥満外来で
運動を教えています。
家族で出来る運動を教えて頂きます!

その前に…
佐々木「こちらの図をご覧ください」





笠原先生
「人間の体の運動能力って
 1つだけが高くても高いとは言えない!」

これは体の機能を良い状態にするための
体力要素を表したもの。

『筋力』とは外側の筋肉の力。
一般的にトレーニングというと、
これを鍛える場合が多いのです。

『調整』とは筋肉の調整力のこと。
自分が動かしたいように
すばやく筋肉を動かす力。

『動き』とは動作。
ボールを投げる動きや歩くといった
本来活動する実際の動作の事を言います。

これら全てのバランスがとれていないと、
体の機能を良い状態に保つ事は出来ません。

笠原先生
「三角の真ん中にある『体幹(たいかん)』。
これが体を支える能力だったり
バランスをとる能力があります。
三角形からこの体幹を取ると崩れますよね。
どんなに腹筋が強くても
体幹が弱ければその腹筋は活かされない!
腹筋するときだけど強くなる」

体幹が衰えるとこれらすべての要素が
機能しないともいえるんです。
ではまず自分の体幹がどの程度かチェック♪
2人1組になってやりましょう。

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笠原先生
「力を抜いて立って下さい。
 後ろの方は背中に手を添えて優しく押します」

先生が実際に河野君の背中を押すと
足が前に出ました。

これが一般的な反応。後ろから押されると
前に2~3歩進んでしまいます。

しかし体幹を意識すると違う反応になるのです。





笠原先生
「押される側の意識です。
 親指の付け根小指の付け根かかと
 この三点をしっかり地面につけて下さい。
 その意識をもったら力を抜いて下さい



笠原先生
「あとは頭のてっぺんに手を載せられて
 この手を押しているイメージです」



笠原先生
「ではさっきと同じ力で押してみます。
 (背中を押します)
 わかりますかね?
 バネがあるような感じになるんです」

森崎
「地に足がついたっていう感じ!」

笠原先生
「その言葉の通り!
 根が生えてるんですが力が入ってない!」

これが体幹を意識した状態。
安定感が増し後ろから押されても
バランスを崩すことはありません。





笠原先生
「では逆にがっちり力を入れて下さい!
 腕も足もお腹も!前からすごい勢いで
 看板が飛んでくるイメージ!
 今ぶつかりそう!あああ~~

体全体に力が入った頂点で
先生が優しくと背中を押してみると…

河野「あれえええ~」前に進んでいました。

笠原先生「これが意外に弱いんです」





笠原先生
「筋肉に力を入れたら強そうですが
 これは体をその場に固定しただけ。
 『体幹』とは『安定』です。
 力が抜けていても力が入り
 バランスを取る力を『体幹力』と言います」

佐々木「へえ~~」





笠原先生
「ではどうやって『体幹』を高めたか
 覚えてますか?」

森崎「地に足をつける?」

笠原先生
その通り。足がどっか浮いているとか
 姿勢が乱れていると
 足の裏に体重がかからない。
 そういう方は体幹力が非常に弱い。
 頭も引っ張りましたよね。
 姿勢が真っ直ぐのほうが体幹力が高まる!
 この2つの技術を教えてだけなんです」




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