あぐりっこ「うわ~」
タイチ「でか~い!」
タイガ
「いつもより、すごいでかい!」
森崎・藤尾・佐々木「いつもより?」
藤尾「見たことないっていったでしょ!」
タイガ「すごい、おっきい~」
森崎
「これだよ黒と白の模様がある
ホルスタインっていう種類。
お乳をもらうから乳牛とも言います」
タイチ「もっと小さいかと思ってた!」
牛さんもあぐりっこに興味深々。
森崎「ほらっ近づいてきた!」
固まるタイチ!
森崎「どう?」
タイチ
「なんか正直…ちょっとだけ怖い」
森崎「ソラはどうですか?」
ソラ「カワイイ!」
佐々木
「この牛の乳搾りはもう終わったんですか?」
松下さん
「搾乳は朝の5時と夕方4時からなんで
もう終わったんですけど…」
森崎
「朝の5時から搾乳しているんですか?」
タイガ「起きられない!」
藤尾「起きるんだよ~~!」
藤尾
「お乳は1日どれぐらい出るんですか?」
松下さん
「出る牛だと50キロぐらいとか」
森崎
「ミルクの量だけであぐりっこの体重を
超えちゃっているよ~」
佐々木
「この後に行う作業はあるんですか?」
松下さん
「子牛を産んですぐの母牛を搾乳する
仕事が残っています」
藤尾「ちなみにいつ産んだんですか?」
松下さん「昨日です」
あぐりっこ「ええ~~」
佐々木
「では母牛に会いに行きましょう」
藤尾「何頭かいますね」
森崎「産んだ牛以外にもいますね?」
松下さん
「3週間後に出産を控えた牛もいます」
佐々木「産んだ後も別々なんですか?」
松下さん
「産後は5日間はここにおいて
6日目から(牛乳を)出荷できるので
検査を受けて合格したら出荷します」
藤尾
「けどお乳はめちゃくちゃ出ますよね。
すごく栄養があって高級な牛乳って
感じがしますけど…」
松下さん
「そうなんですけど…
成分などの問題で5日間は出荷できない
ということになっているんです!」
森崎「じゃあ絞ったお乳はどこへ?」
松下さん「産まれた子牛に与えています」