あぐり王国 放送内容

2014ǯ0201土
黒ブタさんも幸せな思いをして欲しい♪


河野
「豚舎入って思ったんですけど
 (ふん尿の)臭いがあんまりないですね」

大坪さん
「ハイ!それは…
 敷きワラを2回取り替えますんで!
 朝と晩の2回!

森崎「うわ~大変だ」





大坪さん
「この敷きワラはもみ殻とおがくずが
 混ざったものなんですけど
 朝晩のエサをあげるときに
 全部“すのこ”のほうに落とします」

すのこの下はおがくずが自動で
流れるようになっているんです。

森崎「毎日?」

大坪さん「毎日です!」

森崎「大変だ~~」





大坪さん
「やっぱりブタにとっては
 最後はお肉になるんですけど…
 だけど生きている間は本当にブタたちが
 “この場所に生まれて来て良かった”
 思えるような環境を作ってあげなきゃ
 ならないんでないかと!
 そういうことを考えてます」

森崎
「お盆も正月も関係なく毎日2回
 この子たちのためにお掃除やっている!」





1日2回毎日欠かさず行っているという
豚舎の掃除を見せて頂きました。

除雪用のスコップを使って
手際よくおがくずなどをすのこ側に寄せます。

河野「どのくらいやるんですか?」

大坪さん
「片側10列ずつで(全体で)20マスあります」

河野「豚舎はここだけ?」

大坪さん
9か所豚舎がありますので全部やります!」

河野「大変!」





ではあぐりっこも掃除を体験です!

慣れない作業のうえ、
あぐりっこに興味を持ったブタも寄ってきます

河野「囲まれてるぞ~」

ショウマ君はブタさんに頭突きされました!

一日の大半を豚舎の清掃作業に
費やすという大坪さん。
生産者の苦労と努力を身をもって
体験したあぐりっこ達でした。

ユウスケ「大変だ~~」





森崎
「この作業をずっとやるんだって」

メイ
「メイだったら面倒くさくなっちゃう」

素直な意見に大坪さんも笑っちゃいます!





森崎
「我々も命を扱うときに子供たちにも
 ちゃんと考えてもらおうと思っています。
 逆に生産者としてどういう想いで
 この命を育てているのでしょうか?」

大坪さん
「とにかくこのびらとり黒豚を
 北海道のみならず
全国に広めるため
 美味しいお肉をみなさんの食卓へ
 届けるために一生懸命に努力をして
 頑張らなければという想いでやってます」





森崎
「黒豚さんをみてどう思ったかな?」

ショウマ
「(生産者さんが)黒ブタさんたちに
 幸せな思いをさせてあげてから
 食べさせてもらっている!
 そのありがたみをちゃんと感じて
 食べないといけないって事が分かった」





このは
「かわいそうだけど
 生きている時間
 大切にしてあげているのが
 すごいと思いました」

森崎
「そうだよね~大坪さんの話を聞いてたら
 そう思ったよね」





森崎「目標ってどこにあるんですか?」

大坪さん
「目標はやっぱり自分におごらず!
 まだまだおいしい黒ブタを作っている
 生産者は日本全国にたくさんいます。
 その人たちに追いつき追い越せで
 日夜努力しまた勉強もし
 黒ブタを生産していかなきゃダメですよ!
 これが私の信念です。
 びらとり和牛ぶらとりトマト。
 それに続いてびらとり黒豚と三拍子で
 今後はあわよくば北海道から全国へ
 発信していきたいと努力してます」

森崎
「だんだんアツくなってきましたね」




(C)HBC