そのメタンガスがあるマシンを通ると
バイオガスに変わります。
このバイオガスが発電機を動かして
電気を作るという流れなのです。
そのガスが集まったガスパックを
見てみましょう。
藤尾「開けますよ~オープン!」
部屋の中にはオレンジの大きな
フワフワドームのようなものが
ありました。
藤尾「なんかにおう!」
森崎「ガスっぽいにおいですね」
山岸さん
「ここ(ガスパック)に溜まって
発電機のエンジンの所まで行きます」
佐々木
「このオレンジ色の袋の中に
バイオガスが
溜まっているということ!」
一連の流れをおさらいすると、
牛の「ふん尿」を温め発酵させると
「メタンガス」ができます。
それを専用のマシンで
「バイオガス」に変え、
電気を作る発電機を動かす
燃料にするんです。
このように「牛のふん尿」は
形を変えて電気になっています。
それではバイオガスから生まれた
電気を使って温めた
ホットミルクをいただきま~す!
佐々木
「けさ山岸牧場の牛さんから絞った牛乳!」
いただきま~す!
森崎
「う~ん!超ハッピー!
こうやって実際に電気エネルギーにして
加熱することが出来ると
ようやくエネルギーが出来ているという
実感が生まれました」
じゃ~ん もんすけです!
士幌町では2003年から家畜ふん尿を使った
バイオガスの事業が始まりました。
2013年にはJA士幌町を中心に、
7戸の酪農家が取り組んでいます。
さらに町内のJA士幌町食品工場では、
残りカスなどをバイオガスにして
工場を動かすための蒸気や温水に
使っているんだって!すごいね~