森崎
「番組でも初めて耳にするんですが
牛群検定はいったい何ですか?」
石黒さん
「牛群検定は食卓に届けられる生乳を
安全でおいしく届けるために
調べることが“牛群検定”の根底です」
森崎「調べる対象は牛ですか?」
石黒さん
「牛と牛乳です。
牛たちが快適に過ごしているか?や
こういう所に不満を持っているなどが
データとしてわかる…」
リーダーかぶり気味に
森崎「そんなことがわかっちゃうんですか?」
石黒さん「わかっちゃうんです!」
森崎「すごい!!」
では牛群検定を行う牛舎に入ります。
森崎「すごいキレイ!」
石黒さん
「牛舎に入ったら牛の毛づやだとか
どういう目をしているのかとか
お腹の張り具合などを見ます」
森崎「そんなのもみるの?」
石黒さん
「ハイ。どんな臭いをしているか?
うんちの臭いですね。
特異的な臭いがあったりしますよね」
藤尾
「牛の様子をみた後はどういう検査が?」
石黒さん
「搾乳の時に立ち会ったり
サンプリングをするなど
そのあとも4項目ぐらいに分けて
検査を行っていきます」
こちらが基本の流れです。
石黒さん
「搾乳の時に乳量測定、
それと同時にちょっとサンプルを採って
それを専門機関に送って
牛乳の中の成分を測定します。
そのデータと乳量をもとに
酪農家さんに検査結果をフィードバックして
酪農家さんとともに相談をしていきます」
藤尾
「成分のサンプリングなどは
1頭1頭すべての牛から取るんですか?」
石黒さん「そうです!」
森崎
「はっ?1頭1頭やってんの??
大変じゃ~~ん」
藤尾
「全部の牛の健康診断みたいなことを
定期的にやっている!」