石黒さん
「こういうタブレットを使って
データを入力するんですが
そのデータが酪農検定検査協会に
インターネットで送られていきます」
森崎「へえ~ハイテク!」
佐々木
「みんな数字がいっぱいだね~」
藤尾
「これでそれぞれの酪農家さんで
自分の牛の健康状態などがわかる!」
じゃーん もんすけです。
安全安心な生乳生産に大切な牛群検定。
この取り組みは全国でおよそ9000戸、
北海道はその半数以上を占める
およそ5000戸もの酪農家が実施。
酪農経営のサポートを行っています。
北海道酪農検定検査協会
荒井 義久さん
「酪農検定検査協会は毎月の個体情報を
集計・分析した結果を
時系列・グループ化をして
検定成績表として作成しています。
検定農家さんのみなさんには
飼養管理や繁殖管理、乳質管理など
各項目から現状を的確に把握し活用して
効率的な酪農経営に役立てていければと
思います、なおかつそれが製品になって
消費者のもとに届く!
一番最初の入口のところを
牛群検定でしっかりと管理していることが
非常に大事なことだと思います」
牛群検定は僕たち消費者にとっても
大切な役割を果たしてくれる取り組みなんだね
さて再び牛舎に戻って…
見た目を判断する検査もありました!
佐々木
「こちら牛のコンディションチェックの
ポイントですが…」
石黒さん
「牛がどれだけご飯をたくさん
食べられているかという指標があります」
森崎「面白いねえ~」
牛の健康な体型を判断する
ボディコンディションチェック。
痩せ過ぎている牛や太り過ぎている牛など
お腹のふくらみの状態から診断するのも
牛群検定の大切な要素です。
さらに牛の体温に異常がないかを
触診でも判断します。
石黒さん
「ここが十字部といってここが一番
体温の変化が出やすいところなんです」
リーダーも触ってみますが…
森崎
「あ~気持ちいい!なんかホッとする
人の体温みたいな感じ…」
藤尾
「牛の体温は人間と比べてどうですか?」
石黒さん「牛のほうが高いです!」
さてあぐりっこも触ってみましょう。
ナツミ「温かい…」
森崎「カケル触ったことある?」
カケル「触ったことはあります…」
さあ手を伸ばして十字部へ…
すると!
カケル「かたい…」
石黒さん「じゃあこのへん触ってみる?」
カケル「あっやわらかい…」
ハハハハハ
素直なカケルの感想に大人たちから笑いが―
するとペシペシお腹をさわるカケルに
パシッ
牛さんが尻尾をムチのようにして
カケル君の背中を叩きました。
動作が止まるカケル
クスクス笑いだすあぐり一行
藤尾
「あれ?カケルどうした?
今ペシッって音したけど?」
カケル茫然として「叩かれた…」
牛舎の中で大爆笑のあぐり一行!
健康で優良な乳牛管理と
安全安心な生乳生産を
サポートする牛群検定。
生産者はどのように感じているのでしょうか?
生産者 佐藤友佳さん
「毎月(体調など)おかしな牛が
いそうだなと思う時に来てくれる!
(不安に思っていた)タイミングが合うと
数字として見られるので
『この子、おかしい』とわかって
獣医さんに診てもらったり
他の農業指導の方に相談できるので
(牛の病気などを)未然に防げるので
とても助かりますね」
森崎
「酪農家さんに安心を届けつつ
消費者にも安心を届けている!」