あぐり王国 放送内容

2014ǯ0322土
この雪の下に秋まき小麦が!


佐々木
「一面銀世界なんですが
 ここに小麦はあるんですか?」

杉谷さん「あります!」





佐々木
「小麦があるって…どこにあると思う?」

ノブヒト「雪の下!」





札幌チームはどうかな?

森崎「雪の下にあるって、どう?」

ミコト「もう踏んじゃったし…」

森崎
「踏んじゃったな~潰れてんじゃないかと」

 





マオリ「潰れてると思う…」

森崎「しかもこれだけ寒いと…」

マオリ「凍る?」

ノブヒト「枯れる?」

森崎「枯れるんじゃないかと」

では雪原を掘ってみましょう。





サラサラした雪を15センチほど掘ると
何か出てきました。

森崎「見えてきましたよ」

あぐりっこ「葉っぱ?苗??」





杉谷さん
「これが秋まき小麦の“きたほなみ”
 という小麦です」

森崎
「出た~!ほなみちゃんだ~」

小麦の苗が凍ってもいないし
枯れてもいない…
あぐりっこ、ちょっとビックリ!





森崎
「みんなはもっと立派な小麦の穂が
 出てくると思ったんだね」

あぐりっこ「うんうんうんうん」


小麦は秋に種を撒く「秋まき小麦」
春に種を撒く「春まき小麦」の2つに
大きく分類され、
厳しい冬を耐えて育つ「秋まき小麦」は、
長い栽培期間をかけて収穫します。





佐々木
「これは小麦の栽培カレンダーです」

森崎
「(秋まき小麦は)
秋(9月~10月)に種を蒔きます、
(冬を越して)春になって夏(7月)に収穫。
1年がかりですよ!」

杉谷さん
「秋まき小麦は冬の寒さを経験させないと
 穂が出ても実をつけないんです」





杉谷さん
「またこの雪の重みで強くなって
 たくさんの穂をつけてくれる種類なんで
 この『冬を越す』というのが
 非常に大事なんです」



十勝では3種類の「秋まき小麦」と
2種類の「春まき小麦」を主に栽培。
小麦の一大産地「北海道」の中で、
圧倒的な生産量を誇ります。



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