佐々木
「一面銀世界なんですが
ここに小麦はあるんですか?」
杉谷さん「あります!」
佐々木
「小麦があるって…どこにあると思う?」
ノブヒト「雪の下!」
札幌チームはどうかな?
森崎「雪の下にあるって、どう?」
ミコト「もう踏んじゃったし…」
森崎
「踏んじゃったな~潰れてんじゃないかと」
マオリ「潰れてると思う…」
森崎「しかもこれだけ寒いと…」
マオリ「凍る?」
ノブヒト「枯れる?」
森崎「枯れるんじゃないかと」
では雪原を掘ってみましょう。
サラサラした雪を15センチほど掘ると
何か出てきました。
森崎「見えてきましたよ」
あぐりっこ「葉っぱ?苗??」
杉谷さん
「これが秋まき小麦の“きたほなみ”
という小麦です」
森崎
「出た~!ほなみちゃんだ~」
小麦の苗が凍ってもいないし
枯れてもいない…
あぐりっこ、ちょっとビックリ!
森崎
「みんなはもっと立派な小麦の穂が
出てくると思ったんだね」
あぐりっこ「うんうんうんうん」
小麦は秋に種を撒く「秋まき小麦」と
春に種を撒く「春まき小麦」の2つに
大きく分類され、
厳しい冬を耐えて育つ「秋まき小麦」は、
長い栽培期間をかけて収穫します。
佐々木
「これは小麦の栽培カレンダーです」
森崎
「(秋まき小麦は)
秋(9月~10月)に種を蒔きます、
(冬を越して)春になって夏(7月)に収穫。
1年がかりですよ!」
杉谷さん
「秋まき小麦は冬の寒さを経験させないと
穂が出ても実をつけないんです」