あぐり王国 放送内容

2014ǯ0412土
北海道農業に欠かせない存在!


じゃ~ん もんすけです!
これは1960年代、今からおよそ50年前の
北海道の農作業風景を撮影したもの。
ハッピを着て畑を耕したり、
なんか紙を苗に被せてる!
これは今のマルチの役割なのかな?

こっちはハウスだ!
形はそんなに変わらないね!
中では野菜がすくすく育ってるみたい。

よ~っく見てみると、
ハウスの枠が木で出来ている~!
北海道農業には昔からビニールハウスは
欠かせなかったんだね!





続いてリーダーがやってきたのは
越浦(こしうら)パイプ
こちらではビニールハウスのパイプを
加工しています。今や欠かすことのできない
マルチやビニールハウスと北海道農業の関係に
ついてお話を伺ってみましょう。



森崎
「すごい数のパイプですね」

越浦パイプ 社長越浦政俊さん
「こちらには約700トン
 在庫があります」

森崎「すごい数だ」

越浦さん
「ビニールハウスの役割と言うのは
 (作物を)病気から守る、
 ビニールハウスの中の温かさを保つ、
 必要な時に水をまける…など
 いろんなメリットがあります。
 それによって色んな露地物
 (ハウス以外の作物)の野菜とは
 違う作物の作り方ができますね」

森崎
「より強く!倒れない!
 雪が降っても潰れないハウスを作ることで
 農家さんは安心して野菜を育てることが
 出来てるわけですね」





ビニールハウスやマルチの
バリエーションが増えたことで
安定した収量が見込めるようになりました。
そして北海道の寒さや雪を味方にした農業が
今後さらに盛んになるかもしれないのです。

越浦さん
「植物工場的なハウスがこれから北海道に
 どんどん進出してくる、
 建てられる可能性が高いですね。
 我々も従来のハウスではなく
 大型のハウスに取り組む勉強をしています」
 
森崎
「農業と共にハウスも進歩していく…
 いや~楽しみになってきました!」





一日マルチやビニールハウスについて
学んだあぐりっこ。
河村さんのハウスに戻ってきました。

森崎
「勉強してきました!成果をみせようぜ!
 このビニールハウスは何だ?」

レン
農POの方だ!外側からだと
 ちゃんと読めるようになっている!」

佐々木「農POってどんな特徴あるの?」

カズサ・アキラ
「硬くて丈夫で破れにくい!」

河村さん
「ぼくより詳しいかもしれない…」





森崎
「河村さんは今は何をしていたんですか?」

河村さん
「最後のマルチをかけていたところです」

森崎
「まだまだ長さがありますね」

ということで…





一列の長さは50メートル!
マルチ張りにチャレンジしよう!

黒いマルチを張っていきます。
マルチはくるくる巻きになっていて
それを両サイドで一人ずつもって
マルチを張ります。





藤尾「中腰で引っ張るのは大変そう!」

森崎「あれは重たそうだな…」





河村さん
「だいたい真ん中を合わせながら…」

中心を合わせながらマルチを張り
その端っこを土で覆っていきます。

河村さん
「このぐらい土かけて…」

藤尾
「土をかけるだけでもコツがいるんですね」





手際よく土をかぶせるレン君。

河村さん
「レン君すごいね!
 ポテンシャルが高いね
 あとを片づけていくのがスゴイ!」




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