佐々木
「私たちが歩いているのは
北大のメインストリートです。
ここは15キロもあるんです」
河野
「自転車で休憩時間の間に移動してました」
佐々木
「経済学部とか薬学部とか色々ありますが
北海道農業と深い関わりと持っていて
もっとも歴史があると言われているのが
“農学部”なんです」
河野
「北大の中でも“農学部”は一目置かれた
感じがしました。やっぱり…
そっから始まってるんですよ北大って!」
一行がまず訪れたのは歴史的な標本や資料などが
見学できる「北海道大学総合博物館」。
佐々木「けっこう重厚感のある作りです」
河野「初めて入りますわ~」
北海道大学農学部について、
北海道大学大学院農学研究院の
小林国之助教に詳しく教えて頂きます。
森崎「これは全部、北大?」
小林先生
「そうですね!この辺(矢印部分)は
農場で農学部などが色んな作物を育てたり
研究のために牛を飼っています」
小林先生
「1876年に北海道を開拓するためには
『農業が大事だ』ということで
海外から先生を呼びました。
その初めて来た先生がクラーク博士。
これからの北海道や日本の農業を
どうしようか教えてくれた方!
(みんなは)クラーク博士が何した人か
わからないでしょ?」
ミユウ
「わかんない何だろう?
微生物を作った人?」
森崎「今、言ったよ!」
1876年に北海道大学の前身となる
『札幌農学校』を開校。
以来、農業に関する
様々な発展に貢献してきました。
その代表的なものの一つに…
小林先生
「血統書付きのホルスタインを初めて
日本に導入したのがこの北大の農場。
2頭連れてきたんです」
森崎「その子孫が今の北海道の乳牛?」
小林先生「ひとつのきっかけになっている!」
森崎「え~っ!すごいね」
ではさっそく農学部へ―
森崎「やっぱ格好いいなあ~」
河野「貫録がすごくありますよね」
ではお邪魔しま~す!
森崎「すげ~~!」
佐々木「歴史を感じますよね」
森崎「なかも立派!」
小林先生
「校舎の中心部分は古いままで
両サイドは2008年に新しく改修しました」
1935年に建てられた農学部の校舎。
歴史が残るエントランス部分のほか、
60を超える研究室があり、
農業に直接関わる分野から
生物や環境に至るまで、
幅広い研究が行われています。