小林先生
「では野菜や果樹などを扱う
園芸学の研究室にご案内します」
研究室の前に来ましたが
ある文字を見て―
河野「大丈夫ですか?」
河野
「“緊急シャワー”“高圧ガス”
“危険物”“毒劇物”」
タケシ「ア゛ア゛~~(叫び声)」
河野「これは怖い…」
佐々木
「タケシ君、毒劇物と聞いた瞬間に…」
河野「タケシ、毒劇物やて!」
タケシ「ギャアア~~」
どんな実験を行っているのでしょうか?
入ってみましょう。
お話を伺うのは農学研究院の
志村華子助教です。
この研究室では野菜や果物などの
新たな品種を作り出す為に
それぞれを掛け合わせて繁殖させるという
研究を主に行っています。例えば…
志村先生
「アロニアって果樹わかります?」
森崎
「あぐり王国で取材しました。(2013年10月19日放送)
(生では)食べづらかったです!」
志村先生
「実際に食べづらかったと思うんですけど
なのでブルーベリーのように
生食を可能にする目的のために
アロニアとリンゴの“雑種植物”を
作ってみたりしています」
森崎
「じゃあ“アロニア”が(生で)食べても
おいしく食べられる研究をしているんだ!」
タケシ「(ニッコニコ)」
実はタケシ君、
そのアロニア取材に行っていました。
酸っぱいのが苦手なタケシ君には
生食はかなり酷な体験でした…
※ギャラリーコーナーに
タケシ君がアロニアを食べたときの
スッパ~~イ顔写真が掲載されてますよ!
志村先生
「砂糖の糖分や無機栄養源が入った
寒天培地で無菌的に育てて成長してから
外の土に植えて、どんな実が出来るか?
調べているんです」
森崎「おもしろ~い!」
小林先生
「いずれはこういうところから
農家の方が栽培できるような品種が
出てくると思います」
森崎
「時間と労力を要することですよね」
志村先生
「コツコツ…
植物相手なので一生懸命、
順調に育つように観察しながら
見守っています」
森崎
「地道な研究だけどミユウはどう思う?」
ミユウ
「おもしろそうだけど飽きちゃったら
長くは続けられないと思うから
やっぱり続けている人はすごいと思った!」
ちなみに入口に書いてあった“毒劇物”ですが
培地を作るときに酸性度(pH)の数値を
合わせるために塩酸などを使用するようです。