あぐり王国 放送内容

2014ǯ0419土
おいしく食べられる研究とは…?


小林先生
「では野菜や果樹などを扱う
 園芸学の研究室にご案内します」

研究室の前に来ましたが
ある文字を見て―

河野「大丈夫ですか?」





河野
“緊急シャワー”“高圧ガス”
 “危険物”“毒劇物”

タケシ「ア゛ア゛~~(叫び声)」

河野「これは怖い…

佐々木
「タケシ君、毒劇物と聞いた瞬間に…」

河野「タケシ、毒劇物やて!」

タケシ「ギャアア~~」

どんな実験を行っているのでしょうか?
入ってみましょう。





お話を伺うのは農学研究院の
志村華子助教です。

この研究室では野菜や果物などの
新たな品種を作り出す為に
それぞれを掛け合わせて繁殖させるという
研究を主に行っています。例えば…





志村先生
「アロニアって果樹わかります?」

森崎
「あぐり王国で取材しました。(2013年10月19日放送)
 (生では)食べづらかったです!」

志村先生
「実際に食べづらかったと思うんですけど
 なのでブルーベリーのように
 生食を可能にする目的のために
 アロニアリンゴの“雑種植物”を
 作ってみたりしています」

森崎
「じゃあ“アロニア”が(生で)食べても
 おいしく食べられる研究をしているんだ!」





タケシ「(ニッコニコ)」

実はタケシ君、
そのアロニア取材に行っていました。
酸っぱいのが苦手なタケシ君には
生食はかなり酷な体験でした…

※ギャラリーコーナーに
タケシ君がアロニアを食べたときの
スッパ~~イ顔写真が掲載されてますよ!





志村先生
「砂糖の糖分や無機栄養源が入った
 寒天培地で無菌的に育てて成長してから
 外の土に植えて、どんな実が出来るか?
 調べているんです」

森崎「おもしろ~い!」





そのほかアロニアナナカマド
掛け合わせたり、
ナナカマドナシを掛け合わせたり…
本格的な栽培を目指した研究が行われています。




小林先生
「いずれはこういうところから
 農家の方が栽培できるような品種が
 出てくると思います」

森崎
「時間と労力を要することですよね」





志村先生
コツコツ…
 植物相手なので一生懸命、
 順調に育つように観察しながら
 見守っています」

森崎
「地道な研究だけどミユウはどう思う?」





ミユウ
「おもしろそうだけど飽きちゃったら
 長くは続けられないと思うから
 やっぱり続けている人はすごいと思った!」

ちなみに入口に書いてあった“毒劇物”ですが
培地を作るときに酸性度(pH)の数値を
合わせるために塩酸などを使用するようです。




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