佐々木
「続いては北大農学部の最先端の研究を
見せてもらいます!
その名も
トラクターロボットです!」
森崎
「トラクターロボット!?」
佐々木
「目の前にトラクターが来ましたが…」
河野「あれがトラクターロボット?」
森崎「人が乗っていないですね」
野口教授
「乗ってないでしょ!
あれが無人で動き始めるんです」
野口教授
「農作業も出来るんですよ
それもこのタブレットで!」
河野
「それで操作するんですか?」
野口教授がタブレットを操作すると…
なんと無人のトラクターが動き出しました!
あぐり一行「動いた~すごい!」
河野「先生が操作しているんですか?」
野口教授
「いえ、してません!
(先生はGOの指令を出しただけ!)」
直進してきたトラクターは
みんなの前で切り替えし向きを変えました。
野口教授
「ターンして元の場所に戻っていきます」
森崎
「誰も乗っていないよ~!」
トラクターに搭載されたGPSが
自分の位置を確認して、
あらかじめ設定されたルートに沿って
作業をしてくれる『トラクターロボット』。
もちろん安全性もしっかり考えられています。
野口教授
「安全性を保つシステムになっています。
みなさんが前を通ると
自動的にトラクターが止まって、
またトラクターから離れると
自動的に動き始めます」
河野「ホントに??」
ということでその安全性を
リーダーとあぐりっこが試してみることに…
トラクターと距離を保って
誘導する三人。
森崎「オーライオーライ」
近づいてくるトラック。
とそこで少しトラックに近づき
「ストップ!」と声をかけると…
ピタッと止まるトラクター!
河野「すごいすごい!」
センサーが人を感知して止まりました。
河野
「他にも安全面の機能はありますか?」
野口教授
「万が一センサーがうまく機能できなくても
前についているフレームを押さえると
自動的にエンジンが止まります」
特別に安全を確認して実験してみました。
森崎「せ~の!」
みんなでフレームを押してみると
一瞬でエンジンが止まりました。
タケシ「すごい!」
森崎「うお~~」
河野「確かに3人がすごい力あるみたい」
安全性にも優れた『トラクターロボット』。
様々な研究課題は残されていますが、
数年後の実用化に向けて、
着々と研究が進められています。
森崎
「なんでトラクターをロボット化する
必要があったんですか?」
野口教授
「十勝の農家のアイデアを取り入れて
開発しているんです。
若い農家の人が
こんな技術を使いたいという想いのために
2年後ぐらいに実用化を目指した技術です」