あぐり王国 放送内容

2014ǯ04��19����土��
ロボットが農作業をかえるかも…


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佐々木
「続いては北大農学部の最先端の研究を
 見せてもらいます!
 その名も
 トラクターロボットです!」

森崎
「トラクターロボット!?」





��北海道大学農学部で行われている
ロボットを使った最先端の農業研究。
それが一体どんなものなのか、
開発者の農学研究院・野口伸教授に
教えて頂きます。



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佐々木
「目の前にトラクターが来ましたが…」

河野「あれがトラクターロボット?」

森崎「人が乗っていないですね」

野口教授
「乗ってないでしょ!
 あれが無人で動き始めるんです





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野口教授
「農作業も出来るんですよ
 それもこのタブレットで!」

河野
「それで操作するんですか?」





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野口教授がタブレットを操作すると…

なんと無人のトラクターが動き出しました!

あぐり一行「動いた~すごい!」

河野「先生が操作しているんですか?」

野口教授
「いえ、してません!
 (先生はGOの指令を出しただけ!)」





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直進してきたトラクターは
みんなの前で切り替えし向きを変えました。

野口教授
「ターンして元の場所に戻っていきます」

森崎
「誰も乗っていないよ~!」

トラクターに搭載されたGPSが
自分の位置を確認して、
あらかじめ設定されたルートに沿って
作業をしてくれる『トラクターロボット』。
もちろん安全性もしっかり考えられています。





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野口教授
「安全性を保つシステムになっています。
 みなさんが前を通ると
 自動的にトラクターが止まって、
 またトラクターから離れると
 自動的に動き始めます
 
河野「ホントに??」

ということでその安全性を
リーダーとあぐりっこが試してみることに…





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トラクターと距離を保って
誘導する三人。

森崎「オーライオーライ」

近づいてくるトラック。

とそこで少しトラックに近づき
「ストップ!」と声をかけると…

ピタッと止まるトラクター!

河野「すごいすごい!」

センサーが人を感知して止まりました。





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河野
「他にも安全面の機能はありますか?」

野口教授
「万が一センサーがうまく機能できなくても
 前についているフレームを押さえると
 自動的にエンジンが止まります

特別に安全を確認して実験してみました。

森崎「せ~の!」

みんなでフレームを押してみると
一瞬でエンジンが止まりました。

タケシ「すごい!」

森崎「うお~~」

河野「確かに3人がすごい力あるみたい」





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安全性にも優れた『トラクターロボット』。
様々な研究課題は残されていますが、
数年後の実用化に向けて、
着々と研究が進められています。

森崎
「なんでトラクターをロボット化する
 必要があったんですか?」

野口教授
「十勝の農家のアイデアを取り入れて
 開発しているんです。
 若い農家の人が
 こんな技術を使いたいという想いのために
 2年後ぐらいに実用化を目指した技術です」





��野口教授
「まず最初にやろうとしているのは
 人間とロボットが協調して作業するシステム。
 人間がそばにいて一緒に作業することで
 ロボットの安全性は人間が見ることが出来る。
 そうして1人で2台3台と動かせる仕組みの
 ロボットシステムを実用化したい」
 
河野「人ありきですよね」

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