あぐり王国 放送内容

2014ǯ06��07����土��
古いものから最新のものまで保管!


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ではお邪魔しま~す。
「さむ~い!」「さっきより寒いかも!」

吉村さん
「(室温は)マイナス1度です。
 こちらの施設では北海道で
 昔作られていたお米の品種
 海外のお米の品種などが保管されています」





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室温マイナス1度に保たれた
長期保存庫では、
お米以外にも植物など
新品種の研究開発に使用する為のタネが、
およそ2万6千点も保存されています。
なかには歴史ある貴重なタネも…





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吉村さん
「これが北海道の道央部で
 最初に広く作られるようになった
 “赤毛”のタネになります!」

佐々木「北海道米の始まりですね!」

森崎「そうそうそう!」





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赤毛は1870年代に
主に渡島で栽培されていた品種で、
寒冷な北海道での米作りを可能にした、
北海道米の原点とも言えるお米なんです。

森崎「これが一番最初!」





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佐々木
「新品種が誕生したり
 新しいお米ができると
 ここの数が増えていくんですね」

吉村さん
「それ以外にも国内外から
 新しいタネを集めて、
 ここに保管することになっています」

そのほかタネの品質を検査する
発芽試験なども行ったり、
北海道米の品質を維持するための
研究も行われています。





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そして最後に基ダネを栽培する
育苗ハウスを見せて頂きました。

河野「まさに基ダネを作っている!」

佐々木「育苗している所ですね」

森崎
「全体的になんかワシャッというか
 茂りが薄いんだよな…」





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吉村さん
「普通の農家さんは1つのマスの中に
 3粒ぐらいのタネを機械でまきます。
 こちらの基ダネをつくるところでは
 1つのマスに1粒
 タネを蒔きます。しかもピンセット
 1粒ずつで蒔いてます」

あぐり一行「うわ~~」





��基ダネは1マスに1粒のタネを
植えて育苗します。
遺伝資源部はタネを増殖させる
一番最初の段階なので、
生育不良のものがないか?など
観察や管理はより厳しくなります。



��吉村さん
「ここが種子生産のおおもとになりますから
 ここで1粒でもおかしなものが
 混じってしまうと
 後々の失敗に繋がってしまう」



��吉村さん
混じりけのないもの
 病気にかかっていないものを
 淘汰(とうた)していく、
 抜き取っていくことが大事になってきます」

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