ではお邪魔しま~す。
「さむ~い!」「さっきより寒いかも!」
吉村さん
「(室温は)マイナス1度です。
こちらの施設では北海道で
昔作られていたお米の品種や
海外のお米の品種などが保管されています」
室温マイナス1度に保たれた
長期保存庫では、
お米以外にも植物など
新品種の研究開発に使用する為のタネが、
およそ2万6千点も保存されています。
なかには歴史ある貴重なタネも…
吉村さん
「これが北海道の道央部で
最初に広く作られるようになった
“赤毛”のタネになります!」
佐々木「北海道米の始まりですね!」
森崎「そうそうそう!」
赤毛は1870年代に
主に渡島で栽培されていた品種で、
寒冷な北海道での米作りを可能にした、
北海道米の原点とも言えるお米なんです。
森崎「これが一番最初!」
佐々木
「新品種が誕生したり
新しいお米ができると
ここの数が増えていくんですね」
吉村さん
「それ以外にも国内外から
新しいタネを集めて、
ここに保管することになっています」
そのほかタネの品質を検査する
発芽試験なども行ったり、
北海道米の品質を維持するための
研究も行われています。
そして最後に基ダネを栽培する
育苗ハウスを見せて頂きました。
河野「まさに基ダネを作っている!」
佐々木「育苗している所ですね」
森崎
「全体的になんかワシャッというか
茂りが薄いんだよな…」
吉村さん
「普通の農家さんは1つのマスの中に
3粒ぐらいのタネを機械でまきます。
こちらの基ダネをつくるところでは
1つのマスに1粒の
タネを蒔きます。しかもピンセットで
1粒ずつで蒔いてます」
あぐり一行「うわ~~」