選別の秘密を知ったところで、
ユキヤくんから質問が!
ユキヤ
「1日に何本ぐらい収穫できるんですか?」
竹内さん
「2千本ぐらいです!多い時で」
森崎「年間で何本ですか?」
竹内さん「20万本近く!ボクの所で…」
竹内さん
「種は32万粒(りゅう)まいてます」
森崎
「32万粒(りゅう)…」
森崎
「手植えじゃないでしょ?」
竹内さん「手植えです!」
あぐり一行「えええ~~!」
竹内さん「全部、手作業です!」
ヒマワリ栽培の大変さにあぐりっこビックリ!
では細かい選別の仕組みを学んだあとは、
ハウスにやってきました!
あぐりっこ「ちっちゃい!」
森崎「いっぱいあるな~」
今回学んでいるヒマワリ。
平均的な丈は120センチと、
一般的なひまわりに比べると小さい。
この小ささの秘密に迫ってみよう!
佐々木
「この可愛らしいヒマワリだけど
本来の大きさは…こちらです!」
佐々木アナウンサーの指す方をみると…
河野ヒマワリマンが!
森崎
「なんだなんだ!岡本太郎さんの作品みたい」
佐々木
「注目は背の高さ!
このひまわりの本来の大きさは
河野さんぐらい大きいってこと!」
佐々木
「みんなが見ている小さなヒマワリは
本来の大きさは河野さん(2m)ぐらいの
高さがあるんです」
森崎
「ヒマワリって大きいと思ってなかった?
だけどさっきから見ているヒマワリは
すごく可愛らしくてブーケにもなるような
背の低いヒマワリじゃないですか?
同じヒマワリなの?」
竹内さん「そうです!」
森崎
「本来はここまで大きくなるヒマワリ!」
河野「そんなことありえるんですかね?」
森崎「何でこんなに小さいままなの?」
本来2メートルにも成長する
一般的な‘ひまわり’が
こんなに小さくなっているのには栽培方法に
とっても大きな秘密が隠されているんです!
竹内さん
「『長岡さん』が特許をとった
栽培方法で栽培しています」
佐々木「みんな特許ってわかる?」
あぐりっこ「わからない!」
じゃ~ん、もんすけです!
特許をとった栽培方法。そりゃすごいや。
「特許」っていうのは
今までにない発明をした人が
その発明を一定期間独占できる権利のこと。
だから特許を持っていない人は
勝手に使っちゃダメなんだ。
もしその発明を利用したいときは
特許を持っている人に許可をもらわないと
いけないんだよ!1993年大きなヒマワリを
小さく咲かせる方法を発見した
砂川市の長岡さんはその栽培方法で特許を取得!
JA新すながわでは2名の生産者で
栽培をスタートし、
2007年からは4名の生産者が
「長岡式 ひまわり栽培法」で
ひまわりを栽培出荷しているんです。
佐々木
「長岡式ひまわり栽培法では
2つのものを制限する方法なんです。
なんだと思いますか」
ユキヤ「水と土とか?」
マナ「肥料とか」
佐々木
「ハイ正解でました。水です!」
竹内さん
「ある程度一定の大きさになってきたら
葉っぱがしおれてから水をやる。
ですからかなり(水が)制限されてます」
森崎
「本当に水がほしいよってサインが
出るまでは与えない」
水をたっぷり与えると大きく成長してしまいます。
そこで、ある程度、水分量を制限をし、
水やりをしているんです。