子牛と戯れている、あぐりっこ。
ここは子牛専用の牛舎。
トイフードトイカンでは生まれた子牛を預かり
酪農家さんの代わりに育てる部門もあるんです。
野々村さん
「ロボットが動き出したな」
森崎「ロボットが動きだした?」
牛舎にロボットとは?
一体どんなものなのかというと…
野々村さん
「これは授乳ロボットと言います。
お湯が出て粉ミルクを撹拌して
ホースを伝って《乳首》に
流れるようになっています」
なんと自動でミルクを作り子牛に
与えることができるロボットなんです。
ここにいる子牛は牛の首についている
ディスペンサーで一頭一頭管理されていて
一日に必要なミルクの量を
カウントしているんです。
該当する子牛がゲートに入ると…
野々村さん「今は1リットル飲んでます」
河野「何回ぐらい飲むんですか?」
野々村さん「6回ですね」
子牛のミルクは温度が重要。
作りたての温度を落とさずに
与えることができるので
とても重宝されているんです。
森崎
「これで労力は軽減されますよね」
野々村さん
「いやもう本当に掃除をしたりそれぞれ
牛の管理をすると数時間かかってしまうので
ミルクをやるのに1時間2時間と
時間を使っていられないんです」
ここであぐりっこが哺乳瓶を使って
子牛にミルクやりを体験しました。
ののあ「ちょっと怖い…」
カイはチューチュー指を吸われてます。
河野「ほとんど食べられちゃってる!」
カイ
「ヌメッとしてて気持ち悪い…
けどカワイイ」
ここで野々村さんにお話を伺いました。
森崎「問寒別はどういう場所ですか?」
野々村さん
「人口が少ない町でもありますし
山奥深い片田舎です。
ほかの産業は企業誘致しても
入ってこられないとこですから
酪農しかこの地域ではやれることが
ないだろうと私自身も思っています」
森崎
「この場所で酪農を守っていく、
次の時代に引き継いでいくってことは
大いなる役割がありますね」
野々村さん
「労働力不足を補うためにも
こういうセンター(CFT)があれば
雇用が生まれる。
若い人がいれが活力になる!」
森崎
「20年後、この町はどうなっていると思います?」
野々村さん
「『酪農家がいなくなったよね』って
言われない!
そんなスタイルにしたいですね」
森崎
「次の世代に繋げていきたいですね!」