あぐり王国 放送内容

2014ǯ0809土
果たしてトマトを食べられるか…?


森崎
「さあ目の前のミニトマト、
 マヤ、食べますか?」

マヤ「食べます!」

河野「ムリしてない?」

マヤ「はい!」

箸でつまむことさえ嫌がっていた
マヤちゃんですが
ここでトマトチャレンジ!





高橋さん「両手で取ってみて…」

ポロッ

森崎「簡単にとれた!」

高橋さん
「完熟しているとヘタが取れやすくなります」

佐々木「さあ収穫しました…」





とここでマヤちゃん覚悟を決めて…

マヤ「いただきます!」

パクッ

森崎「おっ」

パクパクパク…





マヤ「食べられました!」

森崎
食べられた!食べられたよ~
 大嫌いと言っていたミニトマトが
 食べられましたよ~」

河野
「どんな感じだった?食べた味は?」





マヤ「やっぱり酸っぱい!」

森崎「どんな気持ち?」

マヤ「うれしい!」

森崎
「そうかっ食べられて嬉しいか。前向き」

見事食べられたマヤちゃん!
ちょっと酸っぱくて、
ビックリしということですが、
よくチャレンジしてくれました。





そして前回はミニトマトが苦手だと
言っていたモモカちゃん。
なぜかこの日の前に克服が出来て、
食べられるようになったということ!
二人共よく頑張りました。

佐々木
「この後は札幌に戻って頭を使って
 苦手野菜を克服したいと思います」





ということで、やってきたのは
JA北海道厚生連 札幌厚生病院。
ここは私たちの食べ物を生産する
JAグループの病院。
この病院の栄養科で栄養科長を務める
出村富美恵さんに
お話をうかがっていきます。

出村さん
「病院の患者さんに食事を出したり
 人間ドックの受信者の方の
 栄養指導などを中心に行っています」





それでは野菜が苦手なあぐりっこに
改めてどんなところが苦手なのか
発表してもらいましょう!

まずはモモカちゃん。
克服したミニトマトはゼリーの食感が
苦手だったということ。キャベツはというと…

モモカ「少し苦いような気がする」

マヤ
「ミニトマトは酸っぱいところと
 グジュグジュしている所。
 ピーマンは苦いところと
 火を通した時のよわよわしている所」

タイチ
「ピーマンは単純に苦味
 ブロッコリーは花蕾の所が苦手」

と言うように「苦いから」「酸っぱいから」
苦手という感想が多数。
これには子供ならではの理由があったんです。





出村さん
「子どものときは味覚が大人より
 すごく敏感だと思います。
 実は酸っぱいとか苦いとか
 実は体の中に入れてはいけないっていう
 感覚を持っているんです。
 だからそれが苦手意識に繋がる…
 という事もあるかもしれない」

佐々木
「あぐりっこは自分で野菜を育てている段階で
 食べよう!という気持ちも出てきている」





出村さん
「自分で育てて収穫して食べる。
 色んな意味で感謝の気持ちも出るでしょう」

森崎
「親御さんもとても悩まれる事でしょう。
 だったら食べさせるより
 ベランダでもいいから苗を植えさせてみる、
 愛でる気持ちを育ませようということも
 好き嫌いの克服なのかもしれないですね」

出村さん
「それも1つの方法だと思いますね」
 
小学生は味覚を磨く大事な時期。
たとえ一口でも食べ続けることが
大事だということです。
農作業体験を通して苦手な野菜に
興味を持たせたり、
食卓での工夫も重要と言います。




(C)HBC