佐々木
「今日はいつもとちょっと違います…」
まずはあぐりっこのご紹介。
札幌から参加の小学5年生
小倉真斗(マナト)君と
帯広から参加の小学6年生、
新谷信仁(ノブヒト)君。
そして旭川から参加の小学3年生、
木村愛実(アミ)ちゃん。
バスに乗って今回は、
どこへ向かうのでしょうか?
佐々木
「みんなとは畑や田んぼで
お勉強してきましたが
今回は特別な放送になります」
ということでくす玉登場!
リーダーヒモを引っ張ると…
佐々木
「あぐり王国放送300回突破~!」
≪生きることは食べることだあ~≫
2008年7月の番組開始から7年目を迎えた
あぐり王国北海道。広大な大地で行われる
北海道農業の様々な現場を訪れ、
農業に関わる人たちの思いや
食の大切さを学んできました。
そしてついに今回の放送で
300回突破しました~~!
佐々木
「私たちはこれまで色んな北海道農業を
見てきましたが、今回は私達にとって
大切な北海道農業が作り出す
夏の雄大な北海道の農業景観を眺める
スペシャルツアーに
出かけたいと思います」
パチパチパチ…!
今回は行く先々で美しい景色を
写真に撮影してもらおうと
あぐりっこにはカメラを持参してもらってます。
またスペシャルならではの体験も…
森崎
「じゃあいくぞ!
あぐり王国放送300回突破記念!
スペシャルツアー出発~!」
ツアー最初の目的地は
旭川市と鷹栖町にまたがる
JAたいせつエリア。
のどかな田園風景が広がる
道内トップクラスの米どころです。
そんな鷹栖町で夏の時期にだけ見られる
田んぼの絶景とは一体何なのか。
一行はさっそく、
その景色が眺められるという場所へ…
ご案内して頂くのは鷹栖町のお米生産者、
開田(カイダ)優作さん。
田んぼアートと呼ばれる絶景スポットの
管理・運営を行っています。
■田んぼアート所在地
旭川市東鷹栖7線18号 東和農場
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番組上、「田んぼアート」の所在地を
「鷹栖町」と紹介しましたが、
正しくは「旭川市東鷹栖」の誤りでした。
謹んで訂正させて頂きます。
森崎「やぐらが組んであるぞ」
藤尾「観光客の人がたくさんいる~」
開田さん
「1日で多い時には
500人以上の方が来ます」
多い時で1日500人以上の観光客が
訪れるという「田んぼアート」。
あぐり一行も展望台にのぼり、
その絶景を眺めることに…
ノブヒト「うおお~すげ~!」
あぐりっこ
「すごいっ!
スズメ…アカトンボ…カエル…」
森崎
「いろんな動物がいるね。前からやっている?」
開田さん
「今年で田んぼアートを初めてから
9年目になります。
農家の人しか通らない田園風景に
色んな地方の方が
この地域に来て頂けるので
大変うれしいですね」
開田さん
「今年のテーマは
“田んぼと共に生きる動物たち”。
田園風景から見られる
動物たちを描きました」
スズメ・アカトンボ・ニホンアマガエル
アオサギが大地に描かれています。
佐々木「大きさにもビックリですね」
開田さん
「全国でもやっていますが
比較的大きいほうですね」
奥行き40メートル、幅170メートルの
田んぼに描かれる巨大アート。
藤尾くんとマナト君が田んぼの近くに立つと、
そのスケールがわかりますよね。
さらにこの田んぼアート会場では、
特別な体験も行われているんです。
開田さん
「田んぼの中には多くの生物が生きています。
どんな生き物がいるのか生き物調査をしてます」
ということで田んぼアートの隣にある
小さな田んぼで、
あぐりっこが生きもの調査を体験!
マナト「気持ちいい~」
もう大興奮です。
カエルやアメンボをつかまえましたよ。
開田さん
「稲にとってよくない虫などを
食べるのがカエルなので、
田んぼにはカエルがいっぱいいたほうが
稲にとっては良いです」
田んぼアート会場では、
こうした生き物と田んぼとの関わりを
生産者が消費者に伝える取り組みも
行っているんです。
マナト
「普段、家の近くでは見られないカエルや
色んな虫が見られてゲット出来なかった
ものもあるけど楽しかった!」
藤尾
「田んぼってお米を取るために人が作った
場所ですけど虫たちにとっては
生活する場所なんですね」
森崎
「生き物が健やかに育っているということは
安心安全の証拠にもなりますよね」