藤尾「トマトの香りする?」
ヒロキ
「良いにおい!フルーツみたいな香りがする」
佐々木
「さっきの選別施設で見たのとは違うよね」
あぐりっこ「(色は)緑だ」
森崎「赤いのもありますね」
藤尾「色んな色がありますね」
とここで突然セナ君が動き出し
三島さんに質問しました。
セナ
「なんかこのフルーツトマトって
タネとかいじって(品種改良して)
作ったやつじゃないんですか?」
スゴイ!ナイスクエスチョンだ。
森崎
「セナはフルーツトマトは
どうやって作るって予想したんだっけ?」
セナ
「なんかイチゴとかフルーツとトマトを
合わせて作るんだと思っていた…」
トマト大好きセナくんの予想は
フルーツとトマトをかけ合わせた
フルーツトマトという品種があるのでは?
という意見。さてどうなんでしょうか。
三島さん
「フルーツトマトという品種…
ないのです」
森崎「ないんですか?」
三島さん「ないんです」
三島さん
「これは普通の大玉トマトと
同じ品種です。
スーパーに置いてある
おっきなトマトありますよね。
あれと同じ桃太郎という品種です」
森崎「よく聞く品種だ!」
藤尾
「普段食べているトマトは
イチゴぐらい甘い?」
セナ
「全然!普通に甘酸っぱかったりする」
三島さん
「同じ品種ですけど作り方によって
すごく甘くすることが出来るんです!」
栽培方法で甘くすることができるとは!?
その秘密はココ…地中に!
覗きこむあぐりっこ。
セナ
「見た目は(普通のトマトと)
ほとんど変わらない気がする」
森崎「変わらないですよ」
三島さん
「その水を切るために根っこを通さない
シートを敷いているんです」
森崎
「地中深くまで根っこが伸びるのを防ぐ!」
佐々木
「普通作物は地中にどんどん根を張って
水分や栄養を吸って大きくなります。
でも、ここにシートがあって
根が伸びることができない…」
藤尾
「地中に埋まっているようにみえて
プランターで育てているようなものですね。
甘くなるためにはいっぱい栄養を
吸わなきゃいかない気がするよね」
森崎
「水や肥料をいっぱい吸ったほうが
作物が育って美味しくなる感じしない?」
三島さん
「水を与えないから大きくなれない!
そうすると味はどんどん濃縮されるんです」
あぐり一行「ほおおお~(すごい納得)」
森崎
「トマトが甘くなるというか
水を与えないとトマトが大きくならない。
大きくならずに小さいままで
トマトの中の味わいが完結しますから
結果、味が濃くなる!甘くなる!」