さて今回あぐり一行がやって来たのは
標茶高等学校です。
まずは校長先生にご挨拶に伺いました。
佐々木「生田校長先生です!」
生田仁志校長「よろしくお願いします」
森崎「同じ名前なんですね」
藤尾仁志「あっよろしくお願いします」
森崎
「同じ名前ですけどかたや校長、
かたや15年下積みの…」
藤尾
「苗字の画数で運勢が違うんでしょうね!」
こんな高校生活、送りたかった…
本当に将来役立つものとは?
十代で学ぶべきこととは?
ということで標茶高校に体験入学!
< id="F5_watermark" type="text/java">>フリップ『ここがスゴイよ標茶高校』を
使いながら解説してもらいましょう!
生田校長
「まず1つ目。
敷地面積が日本一です」
森崎・藤尾「ええええ~」
生田校長
「こちらをご覧ください。
この弟子屈に向かう国道から西側、
そして山も含めてこの南側、
全部含めて本校の敷地です」
森崎「そんなウソでしょ?」
生田校長
「本校は畑だとか山だとか。
軍馬山と言うですが…」
森崎
「山??
山持ってるの?学校で??」
佐々木「動物もいるんですよね」
生田校長
「乳牛は全部で70頭ほど…
あと豚ですね」
敷地面積は255ヘクタール、
札幌ドーム43個分もの広さがあるんです。
学校で飼っている牛70頭のエサを賄う
牧草地は8つ!(①)
もちろん 牧草だけではなく、
牛用のトウモロコシ・デントコーンも
栽培していて、
校内で収穫した牧草とデントコーンで
牛のエサ作りもしているんです。(②)
さらに町民に貸し出している開放農場。
毎年多くの町民が様々な作物を
栽培しているんだとか!(③)
そしてずーっと奥に見えているのが
軍馬山(ぐんばやま)。
標高120メートル!
敷地面積のおよそ半分を占める
大きな山です。(④)
もちろん生徒の実習用の畑もあり、
ハウスで夏野菜を栽培したり、
トウモロコシを作り学習しています。
とにかくとっても広~い標茶高校なんです!
佐々木
「農業に関係するものが
いろいろある高校なんですが
こちらは農業高校ではないんですよね」
生田校長
「はい。農業高校ではございません。
本校は総合学科の高等学校です」
生徒が興味・関心・能力に合わせて
授業を選択出来るという「総合学科」。
進学に必要な一般的な教科はもちろん、
酪農や農業機械、食品加工や
自然環境などに関係した
全部で約70の選択科目の中から
2年生は週20時間分、
3年生は22時間分の授業を
自分で選ぶことが出来るんです!
ということで3年C組
同じクラスの2人の時間割を比べてみよう!
まず富田さんの時間割は-
佐々木
「1・2時間目は化学、
3・4時間目は生物、そして体育」
森崎「なんとなく分かるわ」
佐々木「福戸くんは?」
福戸くん
「ボクは将来家を継ごうと思っているので
酪農系の授業を多くとっています」
森崎「お家は何をやっているの?」
福戸くん「酪農です!」
生田校長
「もう1つは北海道の第一次産業を支えるのは
生産者だけではなくて、それを買って食べる
消費者も大事だと思います。
その消費者も安いものを食べるだけじゃなく
安全安心で美味しい食べものを選んで
食べる事が大事だということを勉強する
生徒を育てたいと思っています」
森崎
「校長!それは私達の
番組テーマの根幹でもあります。
私たちこそが北海道の食べ物を
しっかり応援して
北海道のものを美味しく食べる!
旬のもの、土地のものをいただく
というのもテーマです。
根底は一緒だなと思いました」
体験を通して選ぶ力を養うという標茶高校。
では実際にどのようなことを学んでいるのか?
ある場所にやってきました。