あぐり王国 放送内容

2014ǯ1025土
知恵と思いを引き継ぐ…


9月に酪農家デビューを果たした
千葉県出身の42歳、岡田好正さん。
家族4人で中標津計根別に移住して、
酪農経営を営んでいます。

佐々木「前は別のお仕事を?」

岡田さん
「車が壊れたときに駆けつける
 ロードサービスの隊員をやっていました」





藤尾
「じゃあ千葉県にいる時に
 酪農家になりたいと思ったんですか?」

岡田さん
「そうです!
 北海道じゃなきゃと思った!」

森崎
「その通りです。
日本には北海道があります!」





20年務めた会社を辞め、
憧れだった北海道
酪農の夢を叶えた岡田さん。
数ある酪農地帯から
計根別地区を選んだのには、
大きな理由がありました。



岡田さん
「前やっていた
 私のことを受け入れてくれた農家さんが
 9月でバトンを渡してくれたんです。
 しかも生産は1日も途切れずに続いている
 という就農の仕方だったんです」

森崎
「ちょっと待って牛舎だけじゃないですよね
 引き継いだのは?」





岡田さん「全てです」

森崎「全てってことは?」

岡田さん
「土地も家も使用する機械も…」

藤尾「全部??」

岡田さん
「ここ計根別地区ですと
 リレーで言うとバトンを渡して
 しかも背中を押してくれる 
 というのが整っている
 場所だったんですよ!」





JAけねべつでは離農者の経営を引き継いで
就農希望者を受け入れる“経営継承”
という取り組みに力を入れています。

離農者が大切に使っていた牛舎や機械を
引き継ぐ安心感のほか、
新たらしく就農する方をサポートする
チームを作ったり、
万全な受け入れ態勢が魅力となっているんです





では9月に引き継いだばかりの
岡田さんの牛舎を見せて頂きましょう。

森崎
「前の方が使っていた牛舎を
 そのまま受け継いだんですね」





岡田さん
「前の方のお気持ちがあって…
 雪が降ろうが雨が降ろうが
 牛舎の中で全ての作業が出来る
 造りになっているんです」



森崎
「シャッターを開ければ車ごと
 牛舎に入ってこられる。
 牧草ロールとかをそのまま持ってこれる。
 こういうことですね先代の想いを
 継承できる…」

岡田さん
「普通の新規ですと
 新しいものを建てる際に
 こういう工夫とかがないですから」





離農者が長年の経験で培った知恵を
そのまま引き継ぐことができるのも
魅力のひとつ。そして…


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