さて牛舎の中に入ってみると…
森崎「うわ~キレイな牛だあ」
藤尾
「たぶんこの施設、年月経ってると思うけど
めいちゃくちゃキレイにしてる」
岡田さん「キレイに使われていたんで!」
ここからは奥様の優子さんもご一緒に
お話を伺いましょう。
森崎「奥さん、超若いですね」
優子さん
「(ちょっと照れて…)28歳です」
あぐり一行「ええええ~」
森崎
「やっぱり奥さん最初の出会いのきっかけは
(車の)バッテリーが上がったときですか?」
優子さん
「いえ!同じ職場に勤めていました」
森崎「あっそうなんだ!」
藤尾「社内恋愛で…」
岡田さん
「心のカギを開けてしまったんですね♪」
藤尾「うるさいっ」
前の職場で知り合い結婚された岡田さん夫妻。
千葉県出身の優子さんももちろん、
酪農経験はありませんでした。
優子さん
「北海道は旅行ですら
来たことがなかったんですけど
でも憧れのところではあって
いつか行ってみたいとは思っていました」
森崎
「いつか行ってみたいが移住の日になった!」
優子さん
「やってみると大変なんですけど…
でも家族でいられる時間が増えたのは
私にとって幸せなことで
子供と主人が一緒に食事をしたり
お風呂に入っているのを見ると
とてもやって良かったと
やりがいを感じます」
佐々木「ステキな話…」
ではここで岡田さんのお手伝い!
エサをあげるのを手伝いましょう。
佐々木「なんだかヘルパーさんみたい」
藤尾
「このエサを積んだ車もスコップも
前の人から受け継いだものなんですよね。
もちろん飼料の配合ぐあいとかも…」
岡田さん「まんまです!」
森崎「エサやりは大変かい?」
ユウセイ「けっこう大変ですね」
藤尾
「岡田さんも数カ月前までは
同じ新人だったんですよね」
エサやりが終わったら
牛舎から放牧場へ牛を出します。
その放牧場は岡田さんが
最も自慢できる場所なんだとか…
岡田さん
「山むこうまで牧場です。
60ヘクタールです」
牛舎のすぐそばに広がる広大な放牧場。
岡田さん離農者から引き継いだ
豊かな飼育環境のもと、
美味しい生乳を生産しているのです。
ゆったり山道を歩く牛たち。
藤尾
「こんなに自由に過ごしたら
美味しい牛乳を出してくれるでしょう」