あぐり王国 放送内容

2014ǯ1101土
玉ネギ作りの歴史とは…


子供『ここで乾かす!』
 
乾燥させて食べることも
ちゃんと学んでいるんです。



なんと今年は過去最高の豊作。
454個もの玉ネギが収穫できました。



こうしてできた玉ネギを使って
この日のカレー作りは行われていたんです。



子供『めっちゃ痛い!』

教室では愛情込めて育てた玉ネギに
泣かされている子が続出!
それでも負けずに料理を続けます…





今日のカレー作りには
みんなのお父さんやお母さんも
参加されていました。

森崎
「学校で子どもたちと一緒に
 料理を作るのはどんな気分?」

お父さん
『嬉しいですね~
 でも友達と一緒にやるのが楽しいみたい!』





お父さんお母さんに教えてもらいながら
初めてのカレー作りに取り組むみんな。
美味しく食べるため味付けを工夫する
グループもありました。

子供『隠し味ははちみつ

子供『(うちのこだわりは)バター

とここでリーダー、味見を頼まれました。

ひと口食べてみると…

森崎「まろやかで美味しいよ!」





じゃ~ん、もんすけです。
カレーができるまでの間、
札幌とタマネギの歴史について
ちょっと詳しくなっちゃおう。
ということで「札幌村 郷土記念館」の
玉井晶子さんにお話を聞いていきます。

中に進むと…うわ~古い農具がいっぱい!
馬のはく製もある…

玉井さん
「ここにあるのが昔の玉ネギの農道具です。
 札幌市の有形文化財にもなっています。
 こちらは玉ネギの種まき機になります。
 この中央から入れまして
 サイド2列になって出てきます」

は種(しゅ)した後は…

玉井さん
「次に土をかけた後、
 “踏み下駄”というもので踏んでいく。
 玉ネギ作業の1番最初の作業になります」





当時はもちろん、これらの道具も
手作りだったんだって!
ところで玉ネギ栽培が始まったのはいつ?

玉井さん
「玉ネギ栽培は明治4年(1871)と言われています」
 
1955年ごろまでは玉ネギを栽培していた
このエリアは札幌村って呼ばれてたんだって!
ここで生活するために当時の人達は
大きな木が生えた森のような場所を
開拓して畑にしたんだってさ~

およそ9年もの間、試行錯誤を続け
やっと出来たタマネギでしたが、
当時はまだまだ新しい野菜。

東京まで販売に行きましたが
全く売れずに捨ててきた…という
悲しい事もありました。
しかし当時の人達はめげませんでした!

玉井さん
「これはロシアに輸出した時のパスポート。
 北海道から一番近いロシアに売った
 ということもお話の中に残っています」

今ではとっても身近な野菜の一つ玉ネギ。
そんな存在になるまでには、
当時の人達の苦労とガッツがあったんだね!

《札幌村郷土記念館》
住所:札幌市東区北13東16
電話:011-782-2294 
※10時~16時 入館無料





みんなが育てたタマネギがたっぷり入った
カレーが出来あがり!
いうことでカレーパーティースタート♪



3年2組のみんなは栽培のコツを伺った
タマネギ生産者の大畑さんを招待していました。

ではみんなで「いただきま~す」




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