手付かずの自然が残された北の秘境…
知床。
2005年世界自然遺産に登録され、
四季折々で表情を変える
雄大な知床の自然環境は
多くの観光客を魅了しています。
そんな世界自然遺産がある町では今、
小麦を使った地域ぐるみの取り組みが
積極的に行われているんです。
今回は世界自然遺産の町が行う
地産地消の取り組みと
その実現を目指した人々の情熱に迫ります。
佐々木
「遠くには雄大なオホーツク海。
そして手前には畑が広がっています」
森崎「絶景じゃないか!」
河野
「世界遺産のすぐ近くに畑がある!」
佐々木
「そうなんです。
そして目の前にある一本道!
全長18キロの直線道路が
天に続いているように見えることから
『天に続く道』と言われています」
佐々木
「シーズンは限られていますが
道の真ん中に夕日が沈む…
と言うことで有名でもあります」
森崎
「すげ~ずっと見てられるな…」
佐々木
「ここ地元でとれた小麦の
地産地消(ちさんちしょう)を
町全体が取り組んでいるということで
この町にお邪魔しました」
森崎
「地産地消はなじみの言葉になりました。
私たちもこの仕事をしていますけど
色んな方が地産地消という言葉を
知っています。ところが知れば知るほど
すごく難しいことなんだなと言うことも
気づかされます」
佐々木
「ここ斜里町で取れている
小麦の生産量をみてみますと…」
森崎「すごい数字だな…」
河野「札幌ドームの500個分?!」
森崎「すごいなあ~」
佐々木
「斜里町もこれだけ小麦を生産している!
それがどんな美味しさなのか?
どんな人達が関わっているのか?
みんなで探りにいきましょう」
ということで一行がまず向かったのは、
小麦や野菜など地産地消に
こだわった料理を提供しているカフェへ―
森崎「大好きな予感!」
河野「これはステキ!」
斜里岳を望む峰浜地区にお店を構える
「陶房(とうぼう)カフェ こひきや」。
店舗の前には北海道の土と薪にこだわった
陶芸工房「斜里窯」が併設され、
その陶器に盛り付けた料理が楽しめます。
【陶房カフェ こひきや】
住所:斜里町峰浜110
電話:0152-28-2123
定休日:水曜日
河野
「失礼いたしま~す」
森崎「薪の香りがしますね」
佐々木「いい香りがします!」
森崎
「ちょっと…煙いですね」
河野「これも何かあるんかな?」