あぐり王国 放送内容

2014ǯ1108土
地元の小麦を使う喜びと誇り


一角には陶器コーナーがありました。

河野「萩焼みたい!」

中村さん
「そうですね!
 萩焼の技法を北海道の土に活かして
 作っています」





森崎「この煙いのは?」

中村さん「薪窯を使ってピザを焼いてます」

河野「ピザと言えば小麦やね」

中村さん「斜里産の小麦です!」

3人が頂くのは地元産小麦の生地に、
地元産のジャガイモをたっぷりのせた
人気メニュー「斜里産じゃがピザ」です。





河野「窯は自作ですか?」

中村さん
「もちろん自分たちで作りました」

森崎「窯から作ってるんだよ」

河野「香ばしい!」





さてピザが焼き上がりました。

森崎「美味しそう~」

佐々木「いい香りしますねえ」

河野「ホント美味しそう」

【斜里産じゃがピザ 1000円】





ではいただきま~す。

森崎「うん!おいひい~

佐々木
「噛んでると小麦の香りが広がる」

中村さん
「“春よ恋”に“きたほなみ”を混ぜている!
 “きたほなみ”はフチ部分をカリッとする。
 焼きこむと良い甘みが出てくる粉なので
 ピザには良いかなと思っています」

河野
「20秒後に生地のすごい甘さがきました!」





ピザ生地は斜里産小麦の主力品種である
「きたほなみ」「春よ恋」の2種類をブレンド。
薄力粉と強力粉、それぞれの特性を活かした
味わいを心がけていますが、
斜里産小麦だからこその良さもあるといいます。



中村さん
「焼きこめば焼きこむほど美味しい。
 特にきたほなみは後味が良いと思う。
 その小麦の良さってものを
 自信を持って食べてもられるものが
 自分の町にはある!」



中村さん
「どこで作られたものか?を
 作っている人が説明できる付加価値を
 料理の特徴にすべきだと思う」



地元の小麦を地元のお店で使うことができる
喜びと誇り。
そんな地産地消への思いを料理に込め、
中村さんは店を続けているのです。



中村さん
「目の前で伸びていく小麦。
 四季の中が来てくれているお客さんも
 小麦が育っている姿を見ながら
 “ここの小麦なんだって”って会話が
 ひとつでも出れば一番いいですね。
 ボクは小さなお店ですけれど
 そういうお店がいっぱいあればいい!」


(C)HBC