若園さんの想いを伺った後は、
砂糖が出来る仕組みを砂糖作りに詳しい
日本甜菜製糖芽室製糖所 東部センター更別
昆野和男さんに伺っていきましょう!
昆野さん
「運ばれたビートはまず洗います。
そして4ミリ程度のスティック状にカット」
一時間後、
糖分が十分にでた液体だけを煮詰めると…
リコ「うわっ!色が変わった」
ミユウ「なんかいい匂い」
森崎「どんな匂いかな?」
ミユウ「とうもろこし!」
森崎「近いね!」
茶色いさらっとした紅茶のよう。
さて一口舐めてみると…
リコ「甘いっ!」
ミユウ「おいしい♪」
森崎「ピュアなあま味だあ~」
昆野
「ここからさらに1~2時間
水分を飛ばしていくと
ここまでいきます」
リコ・ミユウ「ハチミツみたい!」
すこしドロッとしてます。
ミユウ「おいひい♪」
リコ「甘いっ!」
昆野「だんだん砂糖に近づいています」
河野「ジャリジャリしますもん!」
昆野
「これは糖蜜(水分)と結晶(砂糖になるもの)が
まざっている状態です」
森崎「メッチャうまいな」
昆野
「これを遠心分離機にかけて
砂糖の結晶と糖蜜に分かれます。
糖蜜はさらに精製をかけて
オリゴ糖や健康食品になったりします」
森崎
「できる砂糖にも色々種類がある!」
河野
「ほかの野菜も煮詰めたら
砂糖ができるんですか?」
昆野さん
「(ビートは)糖度が高いから
煮詰めたら砂糖になりますけど
ほかの作物は砂糖を作るほどの糖度はない。
仮にメロンを煮詰めたら
糖分だけ抜き出せるかもしれないけど
とても高い砂糖になると思います」
森崎
「正直勿体ないです!
メロンはメロンとして頂きたい。
だからこそのビート」
昆野さん
「北海道農業にはなくてはならない
作物だと思います」
こちらのパン屋さんは十勝小麦100%使用。
砂糖や様々な材料を北海道産で揃えるなど。
かなりこだわっているお店なんです。
《ボヌール・マスヤ》
住所:帯広市西17条身に実3丁目25
電話:0155-33-4659