あぐり王国 放送内容

2014ǯ1206土
砂糖ってどうやって出来るのかな?


若園さんの想いを伺った後は、
砂糖が出来る仕組みを砂糖作りに詳しい
日本甜菜製糖芽室製糖所 東部センター更別
昆野和男さんに伺っていきましょう!

昆野さん
「運ばれたビートはまず洗います。
 そして4ミリ程度のスティック状にカット」





昆野さん
「切ったものを70度前後のお湯に浸して
 じっくり砂糖を取り出していく。
 この状態でやく1時間置いて
 ジワーッと糖分を出す」



一時間後、
糖分が十分にでた液体だけを煮詰めると…

リコ「うわっ!色が変わった」

ミユウ「なんかいい匂い」

森崎「どんな匂いかな?」

ミユウ「とうもろこし!」

森崎「近いね!」





茶色いさらっとした紅茶のよう。
さて一口舐めてみると…

リコ「甘いっ!」

ミユウ「おいしい♪」

森崎「ピュアなあま味だあ~」





昆野
「ここからさらに1~2時間
 水分を飛ばしていくと
 ここまでいきます」

リコ・ミユウ「ハチミツみたい!」

すこしドロッとしてます。

ミユウ「おいひい♪」
リコ「甘いっ!」

昆野「だんだん砂糖に近づいています」

河野「ジャリジャリしますもん!」

昆野
「これは糖蜜(水分)と結晶(砂糖になるもの)が
 まざっている状態です」

森崎「メッチャうまいな」





昆野
「これを遠心分離機にかけて
 砂糖の結晶と糖蜜に分かれます。
 糖蜜はさらに精製をかけて
 オリゴ糖や健康食品になったりします」

森崎
「できる砂糖にも色々種類がある!」





昆野さん
「糖分の一番高いものはグラニュー糖。
 旨みが残っているものが上白糖。
 よくコーヒーに入れるには
 雑味がないほうがいいとのことで
 グラニュー糖を使う。
 料理は上白糖を使うと使い分けている」



河野
「ほかの野菜も煮詰めたら
 砂糖ができるんですか?」

昆野さん
「(ビートは)糖度が高いから
 煮詰めたら砂糖になりますけど
 ほかの作物は砂糖を作るほどの糖度はない。
 仮にメロンを煮詰めたら
 糖分だけ抜き出せるかもしれないけど
 とても高い砂糖になると思います」

森崎
「正直勿体ないです!
 メロンはメロンとして頂きたい。
 だからこそのビート」

昆野さん
「北海道農業にはなくてはならない
 作物だと思います」





砂糖についてちょっと詳しくなったところで
あぐり王国オリジナルスイーツにチャレンジ!
今回は帯広市にあるパン屋さん、
「ボヌールマスヤ」さんに協力して頂きます。
教えてくれるのは天方慎治さん。



こちらのパン屋さんは十勝小麦100%使用。
砂糖や様々な材料を北海道産で揃えるなど。
かなりこだわっているお店なんです。

《ボヌール・マスヤ》
住所:帯広市西17条身に実3丁目25
電話:0155-33-4659




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