さてソーセージの保存に使う
この粉の正体は?
カンタ「豆??」
リコ「アズキ??」
佐合さん「アズキで正解です!」
森崎「すごいっ!君たちすごいな」
佐合さん
「あんこを作るときに出る煮汁を
粉末にしたものなんですね」
河野「煮汁!」
このあずきの素はあんこを作る時に出る
小豆の煮汁を有効利用出来ないかと、
十勝の食品加工技術センターと食品会社が
協力し製造販売しているもの。
このような地元の特産品を
よりPRする研究も行っているんです。
佐合さん
「アズキにはポリフェノールが多く含まれ
それが酸化を抑える効果を持っているので
それがソーセージの保存に
使えるんじゃないかということで!」
森崎「素晴らしいじゃないか!」
それでは小豆の素を加えた
ソーセージ作りを体験させてもらおう!
香辛料と塩を先に混ぜたお肉をみて
リコ「良いにおい~♪」
カンタ「美味しそう!」
ここから機械で混ぜていくのですが
回転することで肉の油が温まるので
氷を入れ温度を保っていきます。
よく混ざったら…お待ちかねの小豆の粉♪
佐々木
「お肉に対してどれぐらいの量を入れる?」
佐合さん「0.2%ほど入れています」
森崎
「そう考えるとわずかだねえ。
けどそれでソーセージを美味しく
保ってくれる効果があるんだ」
続いては 腸詰め作業!
佐合さん「これはブタの腸です」
機械でお肉を押し出して豚の腸に
お肉を詰めていきます。
さてここからはあぐりっこも挑戦!
お肉の送りだし側と腸に肉を詰める側の
2人の呼吸がとても大切ですよ!
佐合さん
「(ゆっくり出さないと)
腸が破れたり、うまく入らなかったり…」
さて双子だから息があうかな??
ツルツルツル~~
なんだかボコボコした腸詰めになっちゃった!
お次は適度な大きさにするために
ねじっていきます。
リコちゃんも早速
ソーセージをねじっていきますが
なぜか思っていた場所とは違う箇所で
小さなソーセージが出来ちゃいました♪
森崎
「カワイイ!バルーンアートみたいだな♪」
食品加工について学んでいる
佐合さんと朝日さん。そもそも
こちらの大学に進学を決めた理由は?
朝日 佳奈さん(釧路市出身)
「もともと帯広畜産大学の紹介文を見て
食品科学ユニットについての解説で
『おいしさと食感を学べる』という
その2つの言葉だけで選びました」
森崎
「すごい食いしん坊なんですか?」
朝日さんは北海道庁に就職も
お決まりになっていました。
朝日さん
「こういう食品科学に携わっているので
行政・学校・企業と一緒に連携して
何かできたらと思います!」
佐合さん
「私も食べることが好きなので!
卒業したら地元(岐阜県)に戻り
イタリアンの店に就職が決まってます。
北海道での経験を企業で活かしてほしいと
言って頂いてますので
全面に出していこうと思ってます!」
森崎
「キミはもう北海道の食の広報大使だ!
素晴らしい!」
佐々木
「本当に全国にこの大学から
羽ばたいて行くんですね」