あぐり王国 放送内容

2015ǯ0221土
こめ油ってどうやって出来るの?


ハグム
「私たちは毎朝学校に行く前に
 油を食している?

森崎
「そうか…ご飯を食べるから
 毎日油を食べているのか?」

ではその疑問を解決していきましょう!
テーブルの上には4つのお皿が用意されました。





これは何かな?

ハグム
「これ(もみ)は殻に入った状態のお米で
 こっちは玄米の状態。
 そしてこっちは白米で…
 これが…きなこ?」

森崎
「なぜかきなこ来ちゃった。
 きなこは大豆から出来てるんだね」





さてこのサラサラしてものは…
 
津田さん
「白米にするときに出るのがヌカです」

ハグム「ヌカ?」

森崎「米ヌカだね」





森崎
「米を磨いて
 振り落とされる表面のものがヌカです」

津田さん
「このヌカから油を絞っています」

森崎「米ヌカから油が出来る!」





津田さん
100キロの玄米を精米すると
 10キロの米ヌカができます。
 そこから20%で約2キロの油が出来ます」



米油といっても白米から作るのではなく、
油分が含まれている米ヌカから油分を作ります。
専門的な技術を駆使して油を取るのですが、
簡単にその仕組みを教えてもらいましょう。



津田さん
「精米工場からトラックでヌカが運ばれてきます。
 それを一旦タンクに入れてます。その後、
 米の崩れたものとか異物をふるいで除去します。
 クッキングで蒸して油を出やすくして、
 それを一度乾燥をかけて抽出となります」



ここで出来た原油を
山形県の製油メーカーに送り…




そこで製油し商品になるのです!

佐々木
「米ヌカから油ができるって
 知られていないかも

藤尾
「僕は全く知らなかったです。
 米油って初めて知りました」




(C)HBC