佐々木
「ではトレーニングをしていきましょう」
笠原さん
「この時期は寒いですよね。
寒い時の筋肉は縮んでいます。
収縮性熱を出すために縮むんです。
なので運動前はこれを伸ばすことが
大切になのでウォーキング
していきましょう」
まずは簡単なウォーミングアップから。
手足を大きく振って「その場ウォーキング」。
笠原さん
「つま先からかかとの順で優しく足首を使うと
膝への衝撃が和らぎます」
笠原さん
「そのまま空いてる手で肩を撫でましょう。
摩る程度で良いですよ。
腕全体をなでましょう」
※その場ウォーキングの目安は
1日2分。手で肩から全身をなでていきます。
笠原さん
「腕、胸、脇の下など行きましょう」
藤尾「なんだか楽しくなってきた」
笠原さん
「このぐらいでもポカポカしてきませんか?」
森崎「温かい!」
ではいよいよトレーニング。
先ほど椅子から立ち上がれるかという
チェックをしました。それを鍛える体操として
スクワットを紹介します。
下半身の筋力アップが、
ロコモティブシンドローム最大の予防手段。
ということで笠原先生直伝の
スクワットトレーニングに挑戦。
屈伸で身体をあげる際、
片足で立って手を合わせて静止。
そのまま足を上げた方向に身体をひねります。
浩一さんは驚異のバランス力です!
笠原さん「安定していますね」
この運動のポイントとしては
片足で立ったら一度、止まること!
そしてしっかりと捻りましょう。
麻里子さん
「結構キツイですね、長く続くと。
いつ終わるかなって思いました」
続いてはプランクと呼ばれる
体幹トレーニング。
肘とつま先だけで身体を支えることで、
体幹を鍛えます。
目安は約10秒を2~3セット。
このトレーニングをする前と後では、
明らかに違いが出るということで
藤尾君にある動作をしてもらいました。
四つん這いになって左右非対称の足と腕を
上げてみましょう。すると…
笠原さん
「身体が揺れているのが分かりますか?」
藤尾くん「キツイです…」
では調整していきましょう。
まず肘で体を支えて足をのばします。
笠原さん
「このときに踵で壁を押すイメージを持って!
そして最後に頭にある壁を押してください!」
藤尾
「先生…どこで呼吸をすればよいでしょうか?」
このあともう一度、
先ほどのポーズをとってみると…
藤尾
「バランスがとりやすくなっている!」
笠原さん「身体が軽く感じませんか?」
藤尾
「身体の使い方がわかる感覚!」
森崎「すごいね!一瞬でかわったしょ」
藤尾「全然違います」
見た目ではわかりづらいですが、
やってみるとなかなか大変。
同じようにトレーニングしてみると…
雄二さん
「スムーズに行けました!」
体勢をキープする目安は10秒くらいですが、
無理のない範囲で行うのもポイントです。
さてお次は佐々木アナウンサーもチャレンジ。
笠原さん
「自宅でやるときは壁に踵をつけてやると
やりやすいです…」
と説明していると―
佐々木「先生…もう無理です」
そう言って倒れる佐々木アナ!
佐々木
「身体をすごく使ってなくて
なまっている感じがします…」
笠原さん
「ってことは10年後、20年後に
もっとキツくなる。そうすると
ロコモティブシンドロームの予備軍から
実際にロコモティブシンドロームに
なっていくので
そこに気付けたことがすごく大事ですね!」