佐々木「今は旬なんですか?」
ヤスナリさん
「1月上旬からが旬です。
今はちょうど<3番ニラ>。
1番・2番を刈って今伸びてるのが3番」
ニラは1年に複数回の刈り取りができる野菜。
むかわ町では1月2月3月の3回に分けて
収穫を行っています。
ヤスナリさん
「(他の生産地は)
7回ぐらい刈るところもあるが
だんだん細くなって味も落ちてしまうんです。
それでむかわ町では3回までと決めて
収穫をしているんです」
河野
「本当に品質の良い時期だけ出荷?」
ヤスナリさん「そうですね」
河野
「ところで冬に収穫するじゃないですか?
生育の流れってどうなってる?」
ヤスナリさん
「ニラって球根から伸びる作物なので
球根に栄養を蓄えるために
約1年は収穫しないんですよ」
いったいどういうことなのか…?
まず3月下旬に種まきをして苗を育てます。
そして5月中旬に
その苗をハウスへ移植。
7月には球根から次々とニラが成長しますが
そのニラを一度枯らせることで、
養分を球根に蓄えます。
そのあと根元から上の部分を全て刈り取り、
翌年の1月新たに成長してきたニラを
“1番ニラ”として収穫するのです。
森崎
「3月に種をまいて…一年計画ですね」
河野
「1番から3番まで収穫していって
全然違うものなんですか?」
ヤスナリさん
「あっ全然違いますね!」
するとヤスナリさんが1番ニラを
ご用意下さいました。
触ってみると…
イロハ「硬い!」
森崎「確かにピンとしているね」
2番収穫のニラと比べてみると…
佐々木「1番収穫のほうが色が濃い…」
森崎「色が強いような気がするね」
ヤスナリさん
「少しずつ色が淡くなっていくんですね」
河野「お値段は?」
ヤスナリさん「若干1番ニラが高いですよ」
佐々木「むかわ町のニラの特徴は?」
ヤスナリさん
「香りが強くてあま味も強い!」