あぐり王国 放送内容

2015ǯ0321土
清里町自慢の作物とは…


この広い畑一面に埋まっているものは
清里町自慢の作物でもあるんです。



みんなが掘り終わったところで、
生産者さんが登場!
一体、何の作物なのか聞いてみると…

佐々木「麦とネギなんじゃないかって」

三上博由さん
「今の段階では麦とネギは似ているよね~。
 が正解です!」





三上さん
「麦は麦でもこれは小麦という種類なんです」



森崎
「小麦は雪の下で埋まっている。
 どんな気持ちだろう?」

子ども
「窮屈?」「温かい?」
「気持ちいい~?」
 「冷凍されて寒い!」





森崎
「けっこう過酷な状況だ。
 大変な中で育って小麦はどうなる?」

「強い!」「おいしい」
「うま味が詰まっている?」





三上さん
「では雪の中で育てることについて説明します。
 秋に種をまいて翌年の春に収穫するんですが
 そういう小麦のことを
 秋まき小麦と言います。
 秋まき小麦は2年制の植物で
 ある一定期間冷やされないと
 穂が出てモノが実らない性格があるんです。
 だからわざわざ前の年のにまいて
 次の年のに収穫するんです。
 そうすると元気な小麦になるんです」



三上さん
「さっき誰か気持ちいいって言ってたね。
 寒いって人もいたけど
 ひょっとすると小麦には
 気持ちいい!というのが正解かもしれないね」 

森崎「冬と言う行程が必要なんですね」

清里町では昔から小麦の生産に力を入れていて、
その栽培面積は2500ヘクタール。
なんと 札幌ドーム およそ454個分。
年間 約1万7000トンもの生産量があるんです。
みんなが見たこの芽は
そのほんの一部だったんです…





三上さん
「今の穴も埋めといてもらわないと
 ダメなんです!
 もう1回寝かせてあげないと…
 今出てくるのは早いんで」

森崎
「そうか…
 じゃあみんな穴掘りに続いて穴埋めだ!」





春になったらまた会おうねえ~♪


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