あぐり王国 放送内容

2015ǯ0411土
春よ来い~!


エマ「雪の重さで苗が潰れちゃうから?」

森崎「潰れちゃう以前に…」

カケル「生えない!」

森崎「生えない以前に…」

アヤノ「寒いから育たない」

森崎「その前に雪があると…」

あぐりっこ
「植えられない!土がない」





小野さん
「オホーツク管内は厳寒地といわれる地域で
 少しでも身体を大きく育った玉ネギの
 畑に植えることによって
 秋の玉ネギの大きさに影響がでるんです」



佐々木
「育苗の段階で気を付けていること
 大切なことは何ですか?」

小野さん「水管理温度ですね」

その日の気温などを参考に
水を与える回数や時間を決めています。
丈夫な苗を育てるためには慎重な見極めが
必要なのです。





佐々木「温度管理はどうされる?」

小野さん
「それはです!
 ハウスに入って暑いと感じたら
 それは温度が高すぎになっている」

理想の室温は25℃以下。
この日はハウス内の気温は下げたいけれど、
下げるために入れる風が苗を枯らす恐れが
あるという状況でした。
これが自然を相手に農業をする難しさなのです。





ここで玉ネギ作りのスケジュールを確認しよう。

佐々木
「玉ネギ栽培は2月から始まっています」

小野さん
「この苗を畑に移します。
 そのことを定植と言います。
 できれば4月中旬から下旬から畑に
 定植していきたいな~」

定植後は草取りや水やりなど行い、
玉ねぎを育てます。
そして根切りといった
玉ねぎ特有の作業をした後、
8月上旬からは収穫がスタートします。
これが玉ねぎの栽培スケジュールなんです。





森崎
「何か今できる事ありますか?」

小野さん
「今はねえ~
 畑の雪を融かす粉をまくぐらいかなあ」

カケル「やりたい…」

小野さん「顔真っ黒になるぞ」

カケル
「ぜひよろしくお願いします!」

小野さん「よし、わかった!」





ではみんなでまだ雪が残る畑へ!

小野さん
「これが融雪剤です。
 石灰分とススなどを混ぜたものです。
 黒いものは光を吸収するので
 それを利用して雪を溶かします」





ということであぐりっこも
直接、融雪剤をまくことに!

「雪とけろ~」
「雪とけろおおおお」

融雪剤まきに夢中のあぐりっこ!
「うわっ手が真っ黒だ」

みんなの熱意が雪も早く溶けてくれるかな~





あぐりっこ日誌
「3月26日
 今日は玉ネギを勉強しました。
 玉ネギを保管する貯蔵庫には
 上から下まで玉ネギがあってビックリした。
 小野さんの家で玉ネギを食べた。
 温めるとあまくなった!
 玉ネギは不思議だなあ~と実感した。
 次も楽しみだなあ~」




皆さんこんにちは
「もんすけ」がお伝えする
週刊あぐりニュースの時間です。
今回はJAバンクが取り組む食農教育について
お伝えします!

JAバンクでは2008年から子供たちへ向けての
食農教育を行ったり、
田植え体験などをサポートをしたりするなど
農業に対する理解を深めてもらうための
地域貢献活動に取り組んでいます。

先月24日には北海道庁別館で
食と農業のつながりを分かりやすく解説した、
教材本やDVDの贈呈式が行われました。
昨年、教材本を見た子どもたちからは
「教科書では勉強できないコトがのっていて、
 とても勉強になりました」っていう
声もあったみたい!

道内の1121校の小学校や特別支援学校の
みんなを対象に贈呈されるんだって~

地域に密着した農業専門金融機関として、
とっても積極的な取り組みだね。

以上、週刊あぐりニュースでした。




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