エマ「雪の重さで苗が潰れちゃうから?」
森崎「潰れちゃう以前に…」
カケル「生えない!」
森崎「生えない以前に…」
アヤノ「寒いから育たない」
森崎「その前に雪があると…」
あぐりっこ
「植えられない!土がない」
佐々木
「育苗の段階で気を付けていること
大切なことは何ですか?」
小野さん「水管理と温度ですね」
その日の気温などを参考に
水を与える回数や時間を決めています。
丈夫な苗を育てるためには慎重な見極めが
必要なのです。
佐々木「温度管理はどうされる?」
小野さん
「それは人です!
ハウスに入って暑いと感じたら
それは温度が高すぎになっている」
理想の室温は25℃以下。
この日はハウス内の気温は下げたいけれど、
下げるために入れる風が苗を枯らす恐れが
あるという状況でした。
これが自然を相手に農業をする難しさなのです。
ここで玉ネギ作りのスケジュールを確認しよう。
佐々木
「玉ネギ栽培は2月から始まっています」
小野さん
「この苗を畑に移します。
そのことを定植と言います。
できれば4月中旬から下旬から畑に
定植していきたいな~」
定植後は草取りや水やりなど行い、
玉ねぎを育てます。
そして根切りといった
玉ねぎ特有の作業をした後、
8月上旬からは収穫がスタートします。
これが玉ねぎの栽培スケジュールなんです。
森崎
「何か今できる事ありますか?」
小野さん
「今はねえ~
畑の雪を融かす粉をまくぐらいかなあ」
カケル「やりたい…」
小野さん「顔真っ黒になるぞ」
カケル
「ぜひよろしくお願いします!」
小野さん「よし、わかった!」
ではみんなでまだ雪が残る畑へ!
小野さん
「これが融雪剤です。
石灰分とススなどを混ぜたものです。
黒いものは光を吸収するので
それを利用して雪を溶かします」
ということであぐりっこも
直接、融雪剤をまくことに!
「雪とけろ~」
「雪とけろおおおお」
融雪剤まきに夢中のあぐりっこ!
「うわっ手が真っ黒だ」
みんなの熱意が雪も早く溶けてくれるかな~
皆さんこんにちは
「もんすけ」がお伝えする
週刊あぐりニュースの時間です。
今回はJAバンクが取り組む食農教育について
お伝えします!
JAバンクでは2008年から子供たちへ向けての
食農教育を行ったり、
田植え体験などをサポートをしたりするなど
農業に対する理解を深めてもらうための
地域貢献活動に取り組んでいます。
先月24日には北海道庁別館で
食と農業のつながりを分かりやすく解説した、
教材本やDVDの贈呈式が行われました。
昨年、教材本を見た子どもたちからは
「教科書では勉強できないコトがのっていて、
とても勉強になりました」っていう
声もあったみたい!
道内の1121校の小学校や特別支援学校の
みんなを対象に贈呈されるんだって~
地域に密着した農業専門金融機関として、
とっても積極的な取り組みだね。
以上、週刊あぐりニュースでした。