あぐり王国 放送内容

2015ǯ0418土
解散の危機を乗り越え、今に繋がる味噌


JA東旭川の職員8名で運営する
兵村味工房(へいそんあじこうぼう)。
その味は地元の伝統を受け継いだ
美味しさなんです。



加藤さん
「完全手作りです。
 元々はJA女性部の16名の方が
 兵村味工房を12年前に立ち上げまして
 地元の農産物を使って
 味噌や麹、漬物などを
 加工・販売していました」



加藤さん
「ところが高齢化などで惜しまれつつ
 解散することになってしまったんです」

森崎「え~解散しっちゃったの?」

加藤さん
「ええ。ですが味噌のお問い合わせが
 農協にいっぱいきまして…」





加藤さん
「そこで“こんなに愛されている味噌
 絶やしてはいけないな…”
 と思いまして、JAの加工事業として
 引き継いでいます

森崎「素晴らしいじゃないですか!」





女性部の方々は現在、
豊富な経験と様々な知識
JA職員へ伝えながら、
工房をサポートしています。



森崎
「その人達じゃなきゃ出来ないこともあるけど
 それを次の世代がちゃんと引き継ぐ!
 そして受け継いだものを出す…
 スバラシイ(ガッチリ握手!)
 作っているところを見られます?」

加藤さん「はい!」





さっそく兵村味工房にやってきました。

白衣と帽子、そしてマスク…
味噌作りの繊細な作業とはいったい何なのか。

森崎「完全武装ですよ」

加藤さん
「そうですね。
 これからやる作業は本当に繊細なので…」





森崎「これはなに?」

あぐりっこ「おコメ?」

加藤さん
「こちらは麹の出来上がりになります。
 蒸し上がったお米に麹菌を混ぜ合わせて
 繁殖させたものです」





佐々木
「私達この取材にむけて
 “あるモノ”を食べないでくださいって
 言われたんですよ」

森崎
納豆ヨーグルトを昨日は
 食べないでと言われました」

加藤さん
「この麹菌は他の菌に弱いので
 マスクをしても多少は漏れる場合もあるので」

藤尾「なるほどね~」





佐々木
「お米はどんなものを使っているのですか?」

加藤さん
「地元の東旭川でとれた
 『ななつぼし』を使っております」

森崎「特Aランクじゃないですか~!」

藤尾「(麹)菌も幸せですね!」




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