昔ながらの味噌作りは、
大豆・麹・塩だけで作るのが基本。
兵村味工房では添加物を
一切加えないのはもちろん、
原料の麹からすべて手作りしているのです。
まずは麹作りを学びましょう。
加藤さん
「蒸し上がったお米です。
こちらに麹菌を加えて混ぜます」
サラサラと麹菌を振りかけ
ほぐしながら冷ましていきます。
加藤さん
「麹菌は60度以上になると死滅してしまうので」
お米を混ぜるにもポイントがあります。
兵村味工房 西島さん
「米にキズを付けるようにして
麹菌をなじませるんです。
うわっつらでやるんじゃなくて
シッカリやります」
森崎「わざとなんだ~」
あぐりっこもゴシゴシやってみました。
西島さん「いい感じですよ」
森崎「これだけでいいの?」
西島さん
「明日の午前、午後に反転させます」
藤尾
「麹を作りのに何日かかるんですか?」
西島さん
「米とぎからいれるから4日です」
藤尾「うわ~大変だ」
麹作りを学んだあとは、
いよいよ味噌作りへ。
加藤さん
「大豆が煮上がったところです」
森崎
「うわ~ホクホクだなああ」
加藤さん
「地元産のトヨコマチと言う品種で
とても甘みが強い大豆です」
森崎「煮汁どうするの?」
加藤さん「味噌を練るときに使いますよ」
甘みが特徴のトヨコマチを頂くと…
ハルト
「甘い風味が出ています!
食感はやわらかくて…
すぐに溶けるっていうか壊れちゃう!」
森崎
「優しい~ほのかな甘みも感じるね」
兵村味噌は“煮た大豆”と“蒸した大豆”を
合わせて作るのが特徴とのことで…
加藤さん
「蒸した大豆は味が違いますよ」
ハルト君、食べ比べをすると―
「こっちは実がしっかりしていて
かんでもポロポロ崩れないで
ギュッとしている」
藤尾
「同じ大豆を使っていても
手の加え方で若干味が変わってくる。
さっき味噌をいただいたときの
バラエティな味わいは多分この違い?」
加藤さん
「大豆の食感と麹の食感ですね」