あぐり王国 放送内容

2015ǯ0502土
常識を覆す炊き方が!


じゃ~ん、もんすけです!
みんなごはん食べてる!?
ごはんにはとってもいい事が
たくさんなんだよ!

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「我々人間が生きていくために
 体温を維持したり活動するために 
 エネルギーが必要です。
 そのエネルギーは何からどれくらいの比率で
 とるかというのが決まっていて
 その理想系に近いほうが良い食生活になる。
 そこで大事なのが炭水化物。
 デンプンからだいたいエネルギーの
 6割ぐらいを取りたいんです。
 となると主食をしっかり取らないと
 エネルギーを取れないんです。
 したがってご飯を中心としてデンプンを
 しっかり取り入れて
 その他におかずもしっかり取る。
 そうした基本的な食生活をすることが
 健康維持をするのに重要なんですね」
 
なるほど! せっかく食べるんだったら
美味しく食べたいよね。
青山流の美味しいご飯の炊き方!
気になるな~





続いては「浸水(しんすい)」。

青山さん
うるかす!ですね。
 最低でも20分、最高で1日でも大丈夫」
 
さて20分浸水させたお米は?

あぐりっこ「すごい真っ白だ」





これでいよいよ「炊く」です!

青山さん
水加減火加減が大事になります」

ご飯を炊く時の水の目安は
米1合に対し水200cc。
今回は3合炊くので600cc必要です。
お水は正しく量りましょう!





青山さん
フタは開けた状態で火をつけましょう」

森崎「フタした方が早いんじゃない?」

青山さん
「沸騰までの時間はフタの有無は変らない。
 火加減はホーロー鍋や土鍋などは 
 温度が上がるまでに時間がかかるので
 最初から強火でいいです」





青山さん
「最初パッパ(強火)
 中(途中)チョロチョロ(弱火)
 いいですよ」

河野「逆だ~!」

今までの常識を覆す青山流のご飯の炊き方。
フタはせずに沸騰するまでは
強火をキープなのですが、
この後、フタをしない驚きのメリットが
発覚します。





青山さん
「これが沸騰した状態です。
 ここからフタをします」



青山さん
「フタをしたら弱火にします!」



青山さん
「フタをする理由。
 それは圧力をかけるんです。
 圧力というのは100度を超えてから
 その蒸気で圧力がかかるんです。
 要は沸騰まで圧力はかからないんです。
 なのでしっかりと沸騰したのを確認してから
 フタをした方が失敗がないんです」



青山さん
「何合炊こうがフタをして10分です!」

森崎
「沸騰してから10分って分かるためにも
 フタをしないほうがいいんだ!」





どんな量でも沸騰してから
弱火10分の加熱が青山流のポイント。
沸騰したタイミングをしっかり確認する事で
時間を正確に把握できるんです。


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