森崎「うお~立派だなあ」
佐々木
「今回はなかなか
立ち入る事が出来ない
施設にやってきました」
やって来たのは新得町のとある施設。
さあどんな施設なんでしょうか?
一緒にお勉強してくれるあぐりっこを
ご紹介!今回のあぐりっこは
元気いっぱい男の子コンビ!
特技は陸上、
6年生の今井大賀(タイガ)君に
動物が大好きでいつも笑っている
4年生の毛利公耀(タカアキ)君です。
佐々木
「今日私たちが来ているのは…
北海道総合研究機構
畜産試験場」
森崎「ということは?」
タカアキ
「ちくさんだから~牛に関係あること?
牛乳とか??」
森崎「牛とか牛乳の他は?」
タイガ「う~ん難しくなるなあ…」
実はこちらの施設、
北海道の畜産の未来の姿を
見ることができるというのです!
佐々木
「ちなみにですが…
みなさんペットは飼ってないですよね?」
タカアキ「いない」
タイガ「ザリガニ」
佐々木
「今日のある施設は…
テレビに映るのが初めてかもしれません」
藤尾「何何なに?それスゴくない?」
森崎
「今日はいつもと違うぞ!緊張感がある!」
ということで今回は
私たちの食卓の未来が見える
畜産試験場を探ります。
お話をうかがうのは
家畜研究部技術支援グループ
宝寄山(ほうきやま)裕直さま
「ここ畜産試験場では豚や牛の品種改良や
エサや飼い方の研究をしたり
病気の予防法に関する研究をしています」
こちらの施設では様々なグループに分かれ
専門的な研究を行い、
科学技術という側面から
畜産王国北海道を支えているのです。
森崎「これが敷地全体図?」
宝寄山さん「一部なんですか…」
森崎「すごい大きさだ」
宝寄山さん
「敷地全体では1600ヘクタール弱!」
研究のために育てている家畜の
畜舎が色々あります。
宝寄山さん
「黒毛和牛を中心に肉牛を
約600頭飼って研究をしています。
離れた所にあるのは豚の施設。
衛生的に非常にシビアで離れていて
実は私も入ったことはありません!
豚を管理する人以外は入らない」
森崎「へええ~」
宝寄山さん
「羊もいますしニワトリもいます」
佐々木「ニワトリも!」
宝寄山さん
「乳牛は家畜の病気のための研究で
飼っています」
宝寄山さん
「こちらは畜産試験場の全景を表したもの」
森崎「模型の部分はどの辺り?」
宝寄山さん「(赤い囲)ここです」
森崎「えええ~広い!」
宝寄山さん
「端から端で約10キロ。東西で5キロ」
森崎「忘れ物したら大変だなあ」
広大な敷地で研究を行っている
こちらの畜産試験場ですが
まずは豚の研究について学んで行きましょう!
教えていただくのは
家畜研究部 中小家畜グループ
岩上 弦太郎さんです。
どのような研究をしているのかというと…
岩上さん
「ここでは豚の品種改良をしています。
いっぱい子供が生まれるように!
早く育つように!
そういうエリート達を選びをしてます。
またブタたちがどうやったら
いっぱい産んで大きくなるのか?
そしてどうやったらお肉がおいしくなるか
そういう研究をしています」
森崎
「ブタの飼い方の面で言えば…
あなた長けてる!」
藤尾
「ぼくはもう豚の飼い方に関しては…
約16年の付き合いなので!
ポイントはほどよいストレスを
与えてやる」
ところで皆さんよくスーパーで
「SPF豚(とん)」という文字を
目にしたことはありませんか?
SPF豚とは豚の生産性を高めるために、
豚の発育を低下させたり、
死亡させたりする‘特定の病気’を
排除する環境で育てた豚のこと。
柔らかい肉質が人気なのですが、
このSPF豚の品質に関わる
豚の品種改良をこちらで行っているんです。
まずその豚の名前はというと…
岩上さん
「ハマナスW2(ダブルツー)」
藤尾
「なんだか線路の上を走っていそう!」