そしてもう一方こちらの牛のエサが…
遠藤さん
「これはトウモロコシサイレージ。
エサ用のトウモロコシを発酵させたもの」
実は先ほど食べた牛肉は
一つは配合飼料と干し草の
一般的なエサで育てた牛、
もう一つは配合飼料を4割減らすかわりに
トウモロコシサイレージを加えた餌を
食べて育った牛だったんです。
遠藤さん
「実はAの牛がトウモロコシサイレージを
食べた牛になるんです」
森崎
「Aが好きです!」
森崎
「Aはとってもおいしかった!」
遠藤さん「ありがとうございます」
森崎
「あれは何枚でも食べられそうです!」
森崎
「Bは脂がのって美味しいよ。
美味しいんだけどボクは2枚でギブアップ。
Aを食べたときに何てフレッシュなんだろう。
肉質も柔らかいと言いながら歯ごたえがあり
肉汁がほとばしってくる!
これぞまさにジューシーな牛肉だ」
エサの違いが
肉質や味、脂にも関係するという事は
あぐりメンバー全員が実感しました。
しかし遠藤さんの研究は私たちの食卓に
もっと深く関係する事なのです…
森崎
「ついに新時代!
北海道の穀物で畜産物が食べられるという
入口に来ているわけですね!」
遠藤さん
「やっと来たとう感じです。
相手が牛という生き物なので
計算したエサを思うように食べてくれない
時もあるし難しい所もあるんですが…」
遠藤さん
「あと10年20年で国産のエサになるよう
頑張ります!」
森崎
「君たちの食べ物の未来は明るい。
そして僕たちも待つために長生きしよう!」
北海道総合研究機構 畜産試験場は
私たちの食の未来予想図をしっかりと
研究してくださっているところでした。
みなさん、これからも頑張ってくださいね~
さてここでおまけ…
北海道開拓期を支えたどさんこ。
荷物を運搬したり、農耕作業をしたり
ほんとうに北海道の歴史を支えて立役者。
とっても優しい目をしていました。
しかもあぐりっこにも懐く懐く…
なでなでしまくるタカアキ。
佐々木「君はすごいなあ」