一口にネギと言っても、
栽培方法で呼び名が違います。
土を寄せて遮光したネギを「長ネギ」。
黒いフィルムで遮光して、
白い部分をつくるネギを
「軟白ネギ」と呼ぶんです。
甘みが強く軟らかい軟白ネギですが
栽培期間に驚きます。
佐々木「栽培で大変なことって?」
坂本さん
「冬季の栽培が一番大変だな。
去年の9月1日に種をまいて
定植が11月15日」
森崎
「冬本番ってときに定植をするんだ」
9か月もの間管理をしなければいけない
軟白ネギをはじめ、
北斗市を含むJA新はこだてエリアでは
ほぼ通年でネギの出荷を行っています。
あぐりっこ
「11月の中旬までだ~」
佐々木
「軟白ネギは寒い季節から春先まで。
ハウスで見た長ネギは夏前から、
露地栽培の長ネギは夏すぎから冬前まで。
つまり一年中JA新はこだての長ネギは
スーパーに並ぶ」
森崎
「こういうふうに長い期間
北海道産のネギが楽しめるってことを
この地域は担っているのかもしれないね」
坂本さん
「春いちばん!
道南から野菜を届けることを心がけて
作っています」
森崎
「春の便りっていうのはここから
札幌のほうに届いているように感じます」
じゃ~んもんすけです!
北斗市は「北海道水田発祥の地」
として知られ、
以前は稲作中心の地域でしたが、
30年ほど前から稲作の変わりに
ネギの作付けを進めてきたんだって。
北斗市で栽培された‘ネギ’は
「函館育ち」というブランドで
全国に出荷されているんだよ。
JA新はこだて 蛯名慶徳さん
「“函館育ち”とは野菜や花きなどの
ブランド力を全国に発信するために
平成8年に当時の8JAから誕生した
道南エリアのブランドです。
トップダウンではなく
生産者の皆さま、JA、関係機関の皆さまと
話し合い形式の中で始まり
品目ごとに出荷規格等を統一して
全国に出荷してます。
現在では“函館育ち”のマークは
ブランド力に加えて
安全安心のマークとして
野菜・お米・花き・果樹に広がり
生産者自らもブランドを守るために
厳しく取り組んでおります」
へ~!スゴイ!
僕もお店で見つけよ~っと!
さてここからはネギを美味しく
楽しく頂きましょう♪
教えてくださるのは
JA新はこだて大野女性部部長
山上千鶴子さんです。
このレシピのキーワードは
しん・かん・せん!?
切り方や食べる場所によって
味や食感が違うネギということで、
3種類の切り方でネギの天ぷらを
作って行きます。
詳しい作り方はレシピコーナーへ!
森崎
「こういう風に切り方や調理方法を知ると
今日はネギをどうしようかな?と
使い道が選べるじゃないですか!
このネギを選べるってことが
新・感・せんの「選」じゃないですか!」
山上さん「そうですね♪宜しくお願いします」
こんにちは
もんすけがお伝えする週刊あぐりニュース。
きょうはあさってオープンする
札幌の直売所のお知らせだよ。
あさって6月1日にオープンするのは
札幌・南区石山2条9丁目の直売所
「とれたてっこ南生産者直売所」だよ。
「とれたてっこ南」には札幌・南区の
農家の皆さんが作ったアスパラガスや
レタスなど新鮮な旬の農産物が販売!
また、お花や野菜の苗も売っているので、
苗を自宅の庭や畑に植えて楽しんで
みるのもいいよねー。
とれたてっこ南は
6月1日から11月7日までの期間中、
月曜から土曜までの
午前10時~午後3時まで営業しています。
なお日曜日と祝日はお休みです。
国道230号線沿いにお店の看板があるので、
チェックしてみてください。
以上もんすけの週刊あぐりニュースでした。
■とれたてっこ南 生産者直売所
期間:6/1~11/7
時間:10時~15時(定休日:日曜・祝日)
場所:札幌市南区石山2条9丁目
問い合わせ:011-592-6141