ニセコ町の高品質な酒米生産について
学んだあぐり一行。
続いて、その原料を使ってお酒がどのように
作られるのか小樽の老舗酒造メーカー
「田中酒造」で見学させて頂くことに。
案内をしてくれるのは杜氏(とうじ)と呼ばれる
お酒作りの総責任者、寺尾光司さんです。
■田中酒造 亀甲蔵
住所:小樽市信香町2-2
電話:0134-21-2390
営業時間:AM9:00~PM6:00
工場の中に入っていくと大きな鍋が!
寺尾さん
「これは米を蒸しているところです」
森崎「蒸しているんだ~」
寺尾さん
「今日は少な目の40キロですが
最大で500キロまで蒸すことができます。
今はニセコ町の酒米・彗星です。
田中酒造では原料となる酒米の7割がニセコ町産。
それ以外も全て北海道産にこだわっています。
蒸し上がった酒米を試食してみましょう。
見た目は?
ガクヤ・ミユ「かたい!」
直樹さん「味がない」
森崎「弾力がすごい!ムニムニする」
寺尾さん
「味がないぐらいがちょうど良い。
味がありすぎるお米を使うと
ちょっと“くどい味”の酒になってしまう」
佐々木
「酒米を蒸す前に何か作業はありますか?」
寺尾さん
「玄米の状態で入荷してきますので
精米します。
お酒の種類によって玄米の表面を
何%削るか決めます」
酒作りは「精米」
「洗米(せんまい )」、
「蒸米(じょうまい)」の順に行われ、
酒米を削る精米作業では、
玄米の表面を30%~60%ほど削ります。
この精米度合で
吟醸酒・純米酒・本醸造酒などの
種類に分けられるのです。
続いては洗米の作業も見学!
玄米が入った袋の両サイドをしっかり持ち
水の入った桶のなかでゆするようにします。
寺尾さん
「1・2・3…で100往復します」
寺尾さんがやってみると
シャカシャカシャカシャカシャカ…
森崎
「米ぬかで水が濁ってきた。
つまり中のお米はキレイになっている」
中腰で数を数えながらリズミカルに
シャカシャカします。
非常に大変な作業ですが、
せっかくなので、
あぐりメンバーも体験させてもらいました。
森崎「よーいスタート」
ジャバジャバジャバジャバ…
ミウ「重い…」
河野「どんどん水が白くなってきました」
そうこうしているうちに…
直樹さん「96 97 98 99 100」ゴール
岳也「97 98 99 100」ゴール
そして秀典さんは「89…」
河野「遅いなっ!」