さてハーブを田んぼの周りに
植えているとは?田んぼをよく見ると…
河野「これ?」
なんとなくモシャモシャしてますよ。
あぐりっこ
「ハーブだハーブだ」
ハーブだと思うものを摘んでみると-
あぐりっこ「匂いする~」
森崎「どんな匂い?」
アイリ「わ~すごい!」
レンカ「あまツーン!」
これはアップルミントというハーブ。
アイスの上に乗っていたり、
ハーブティーとしておなじみのハーブが
水田を取り囲むように生えています。
しかもアップルミントの他にも
様々なハーブが植えられていて―
加藤さん
「ヒメツルニチニチソウや
ワイルドストロベリー」
あぐりっこ「いちご?いちご!」
加藤さん「ブルーキャットミントなど…」
森崎
「田んぼの周りにハーブを植えると
米にどんな良い影響があると思う?」
レンカ「ぐんぐん伸びる?」
アイリ
「米からハーブのにおいがする?」
レンカ
「虫除け??
米につく虫が入れないようにする?」
森崎
「ハーブの香りを虫が嫌って
田んぼに来ないんじゃないか…?」
加藤さん「惜しい!」
水田の周りにハーブを植える理由、それは?
加藤さん
「お米にはカメムシという悪い害虫がいます」
あぐりっこ「あの臭いやつ!」
加藤さん
「その害虫が住めないように
田んぼの周りをミントで覆って
カメムシが好きな草が生えないように
しているんです!」
森崎
「雑草がたくさんあるとカメムシが寄ってくる。
そのカメムシは稲にも被害をおよぼしてしまう。
じゃあその前に―
雑草を生やさないように
ハーブとか他の繁殖力の強い
ニチニチソウなどを育てることによって…」
加藤さん
「カメムシが住めない環境を作っているんです」
河野「匂いじゃないんだ」
加藤さん
「最初はにおいで寄せ付けないと思ったのですが
生育場所をなくすことでカメムシが来ない」
ちなみにカメムシの被害をうけると、
こんなお米になってしまうんです。
森崎
「カメムシも生きるのに必死ですよ。
だけどこの中(田んぼ)はヤメテくれ~!
そこでハーブなんですね」
加藤さん
「しかもハーブを植えることによって
農薬を減らすことができるんです。
だいたい昔に比べて半分ぐらいの
農薬の量になりました」
河野「すごい」
森崎
「手間もコストも減って安心安全が高まっている」
河野「いいことだらけじゃないですか!」
加藤さん「ハーブは見方です!」
田んぼ周りに広がるハーブ畑。
ここにみんなでゴロンと
寝っころがってみた♪
「気持ちいい~」「いい香り~」
ハーブ畑から眺める水田。
こんなことってなかなかできません!
河野「いいですね!」