全然抜け出せない大人たち…
森崎
「田植えより大変になることを始めるの
やめてください!」
米作りが北海道で始まったのは140年前。
我々の祖先は改良を重ねながら、
毎年この時期になると家族や近所の人達と
力を合わせて苗を植えてきました。
ヒロキ「楽しい!慣れてきた」
アヤナ「冷たくなくなってきた」
レンカ
「大変でも毎日やりたい!気持ちいい!」
苗が育ち稲になり、稲に稲穂が実り、
稲穂から玄米、そして“お米”に―
そのお米を研ぎ、水を加えて炊く。
そうしてやっと私たちが口にする
‘ごはん’になります。
作物としてこれだけ言葉が変わり、
そして食べるまでの行程が多いのは
それだけ私たちの生活に根付いている証。
米作りはこれからも私たちが受け継いで行く
とっても大切な文化の1つなんです。
あぐりっこ「終わった~」
みんなお疲れ様~!!
ヒロキ
「楽しかったけど往復でやっていると
足や腰が痛くなってくる!」
アヤナ
「みんなが協力してくれたから
最後まで出来ました」
植え終わった田んぼを見てみると…
「曲がってる~」笑ってしまいました。
でも小雨が降って寒い中、
1時間以上もかけて1本1本植えました。
井上さん、田植え体験をさせて下さって
本当にありがとうございました!
とってもとっても良い顔になった
あぐりっこでした。
さて最後にみんなで峰延エリアの
おいしいものをいただきました。
朝取り野菜生産者の会の
藤井悦子さんと出町由美さんに
峰延産の美味しい食材で
腕をふるって頂きました。
「いただきま~す」
まずは豚汁です。
いっぱい働いたあぐりっこ。
声を揃えて「おいしい~♪」
藤井さん
「豚汁は地元の野菜と手作りの味噌で
作りました」
■美唄母唄
手作り麹とみねのぶ大豆の無添加味噌
500円
おにぎりもモッチモチ♪
藤井さん
「ドジョウが元気でいるってことは
お米も元気ってことですよね」
あぐりっこ食らいついてます…
森崎「私達にとっても喜びのある米」
以前、あぐり王国で取材させて頂いた
峰延地区のハスカップ。
このハスカップの塩漬けもいただきました。
これが梅干しみたいでご飯にあうんです♪
森崎
「ハスカップの酸味とごはんのあま味が
合わさって、とてもふくよかで美味しい」
藤井さん「(家でも)よくやりますよ」
さて今日の体験を振り返ってみて
どう思ったかなあ?
美唄から参加のアイリ
「お米とか今食べているハスカップとか
自分たちで植えて
自分たちで食べるっていうのが
自然だと思う」
河野「すごい言葉ですね…」
佐々木
「小学生として感じれたってことだね」
森崎
「流通とか豊かになっていくその逆で
自然とは違うものが発展して
便利なんだけど見落としがちなことも
あるかもね…
子どもたちがそれを何となく感じてくれたら
今日はとても良かったかもと思います」
札幌チームと美唄チームがチカラを合わせ
みんなでやりきることができました。
生産者さんの想いにも触れ、
美唄っ子にとっては
ふるとさがとっても自慢できる!と
再確認できたかもしれませんね。
ハーブ米について分かり易く
教えて下さった加藤さん。
撮影の合間に
ハウスの苗の水やりや苗運びの工夫を
教えて下さった前川さん。
田植えを温かくご指導してくださった井上さん。
みなさん本当にありがとうございました。