あぐり王国 放送内容

2015ǯ0704土
夢に向かって挑戦続ける学生たち


日本一の豆の産地である本別町。
地元でとれた大豆を使った加工品キレイマメが
特産品として有名ですが
なかでも夏に人気の商品が
‘黒豆きなこアイスクリーム’
実は素材から製造まで北海道立農業大学校が
担当しているんです!
なぜなら当時在籍していた学生のレシピが
採用されているから!
そんなアイスに欠かせない、
牛乳について学んでいるのが
畜産経営学科ということで
お話しを聞いてみましょう!



酪農関係の仕事に就くために
この学校で学んでいる2人。
音田(おとだ)まどかさんは江別出身。
遠藤奈未さんはなんと、
山形県からやってきました。

遠藤さん
「昔から農業をやりたいと思っていて
 その中でも牛が好きで…
 酪農にどんどん興味がわいてきて
 酪農を勉強するんだったら北海道が
 酪農が盛んなので勉強しに来ました」

森崎「すごい思い切ったなあ」





森崎「将来どうするの?」

遠藤さん
「将来は北海道で就農したいと思います」

森崎「北海道は大喜びだ」

音田さん
「将来的にはご縁があればお嫁さんになって
 農家になりたいって夢がありますが
 私も最初は雇用就農でいろんな農家を見て
 勉強したいと思っています」





森崎
「やっぱり農家さんのお嫁さんがいい?」

音田さん
「女ひとりで新規就農は難しいので…
 いい人がいたら…(笑)」

森崎
「たとえば選択肢があって
 政治家の妻と農家の妻があったら…」

音田さん
農家の妻ですね!」
 

河野「即答!!」





69年の歴史がある北海道農業大学校ですが
卒業生の75%は就農し、
北海道農業を引っ張る力になっています。
家族と本別町で農業を営んでいる
今野大吾さんもその一人。
学生時代に培ったものの大きさを
今まさに実感していると言います。



今野さん
「一年を通して管理に携われたことが
 大きいことと、
 同じ志を持つ仲間と出会えたことだと思います



今野さん
「ボクは我が家の5代目ですし
 地元の農業をもっと盛り上げていくのは
 私たちだと思っています」

同じ志を持つ仲間が道内各地にいるのは
心強いという今野さん。
大学校での貴重な2年間が
今の今野さんを支えています。





そして将来農業者になるべく
その時間を有意義に使おうとしているのが
こちらの2人。
学生だからこそ出来る研究をしていました。

2人は‘牛のエサにハーブを加え、
牛乳の味がどう変わるか’を研究しているんです。

音田さん
「私たち普通の牛乳はあまり得意ではない…」

森崎「そうなの?よくそれで酪農するね」
 
音田
「それでもやりたいので 
 私たちでも飲める牛乳を作りたいねって…」

佐々木
「ではハーブ牛乳を飲んでみましょう」





およそ2週間、
通常のエサにハーブを加えた牛のミルク。
実際に飲んでみると…

森崎
「ハーブを感じますね…
 ハーブが残る反面モタッとするね」

河野
「ハーブを入れたら
 爽やかになるんかと思ってた…」

音田さん
想像と違っていて…
 もうちょっと試行錯誤して
 良い結果に持って行きたいなって!」

ハーブ牛乳はまだ研究途中!
今後は自分達で育てたハーブ使ってみたい!と
ヤル気は満々です。酪農家を志す2人にとって
この学校での時間はどの様なものなのでしょうか。





音田さん
「ここじゃないとここまで学生に任せて
 やらせてもらうことは出来ないと思うので
 それも農業大学校の良さだと思う」


遠藤さん
「どんどんやりたいことが見つかって
 挑戦していこうという気持ちがあって
 毎日充実していますね」





さてここで農業大学校からお知らせです♪

遠藤さん
「オープンキャンパスが
 7月31日(金)と8月22日(土)10時から
 行います。
 子牛の哺乳体験、作物の栄養診断、
 農作業機械のデモンストレーションなど
 体験コーナーもあります」

音田さん
「また学食でボリューム満点のランチも
 準備をして待っています!
 たくさんの実習授業やたくさんの仲間たちとの
 農場運営が見られるので農業大学校に入校を
 考えられているみなさんは
 ぜひお越しください。農大サイコ~!」
 
<2015オープンキャンパス>
日時:7/31(金)、8/22(土)10:00~15:00
場所:本別町西仙美里25-1
問い合わせ:北海道立農業大学校
      0156-24-2122 




(C)HBC