森崎
「収穫したけどそばはどの部分を食べるか?」
佐々木「それが…コレです」
ココロ「ざらざらしている!三角みたい」
河野
「これはそばの実。
三角錐みたいな形ですよね。
これは土の中に入りやすいようになっていて
子孫が繁栄されるようになってるんですって」
このそばの実をみんなが知っている
蕎麦にするために必要な道具がこれ!
佐々木「これ知っている?」
ココロ「テレビとかで見たことある」
マユ「見たことない!」
村上さん
「これは石臼と言って
そばの実を粉にする道具です」
この石臼を使ってひくそばの実がコチラ。
森崎「さっきと違う?」
ココロ
「さっきより小さいし色も違う!」
森崎
「黒いのが白くなったのは…
そばの実の殻をむいたんですって!」
そばは外側の殻を取り
出てきた薄緑色の実を使います。
石臼の上に置き少しずつ穴に落として
粉にしていくんです。
あぐりっこ
「うわ~出てきた!出てきた」
「小さい…」「粉?」「砂みたい!」
お味は?
森崎「ほのかにあま味がありますね」
さてあぐりっこにも挽いてもらうと…
途中まではいいのですが
森崎「手が届かない!」
マユ自身がぐるぐる歩いて挽きますよ~
この石臼どういう仕組みかというと―
森崎
「石に溝があるんですよ。
このギザギザの間にそばの実が入って
粉々になるんだよ」
村上さん
「(石臼は)20キロぐらいあると思いますよ」
そばの実を収穫するまで、およそ3ヶ月―
硬い殻を取り除き、粉にし、
その粉に水を加えて練って…
やっと麺になります。
そばを食べるためには
とっても時間と手間がかかるのです。
森崎
「そばってさ大変な思いをして
いただくだけのものがあるんですよ。
新そばの時、つるっと頂いたとき
ポワーンとした香り!最高だ!
9月になんないかな~早く~」
佐々木
「新そばが楽しみな人も多いと思いますが
でも!
秋まで待たなくても…いや
今だからこそ美味しい
そばがあるんです!」