農民「今年は寒くてスイカが全然だめだよ」
農民「これからもスイカを作り続けるのは大変だ」
農民「そうだ!あの人に相談してみよう」
全員「よし!そうしよう!」
この地域で農業を営むことを
諦めなかった生産者。
様々な作物を知っている種苗メーカーに
尋ねたのであります。
種苗メーカーの人
「低温で強く、砂地で栽培できる
作物って何だろう。
どんな作物にしよう。
どうしようかなああ~」
種苗メーカー「これを!」
農民「これはカボチャの種??」
種苗メーカー
「うん!カボチャの種。
君たちならきっと上手に作れるよ」
こうして始まったカボチャ栽培。
スイカの栽培技術を生かした
カボチャの栽培は大成功!
一年目からその美味しさは世間の注目を
浴びるのであります。
かくして誕生したのが‘大浜みやこ’なのです。
《終》
と当時の生産者達の諦めない気持ちがもらた
‘大浜みやこ’ですが、現代の生産者も
美味しいカボチャを作るための努力を
惜しんではいません。
佐々木
「カボチャ栽培で1番大切な時期はいつですか?」
松森さん
「ビニールのトンネルで栽培している時期!」
佐々木「次はこうなるんです」
モモ「穴がいっぱい開いている!」
佐々木「この温度管理が…」
松森さん「もっとも重要ですね」
トンネルに穴を開け温度管理を行います。
一度開けると閉じられないため、
朝と夜の温度差や天気を見ながら
カボチャにとって最適な環境を作ります。
さらに…
松森さん
「ずっとツルを横に這わせているんです!」
ツルがキレイに伸びるように
トゲのある葉に気をつけながら整えます。
その後、トンネルを外しますが
まだまだ目を光らせなくてはいけません。
松森さん
「とにかくキズをつけないように!
ここは風が強いので回されちゃうんです。
回されると自分でキズを付けちゃう」
森崎
「海に近いから砂地という利点もありながら
風が強かったり温度が高くて大変だったり
色々大変な想いをされて育った大浜みやこだ」
松森さん
「決して砂はいいことだけではない…」
手間をかけ栽培された‘大浜みやこ’
ブランドを維持するための努力はまだあります。