あぐり王国 放送内容

2015ǯ0808土
こだわりの栽培方法


農民「今年は寒くてスイカが全然だめだよ」

農民「これからもスイカを作り続けるのは大変だ」

農民「そうだ!あの人に相談してみよう」

全員「よし!そうしよう!」





この地域で農業を営むことを
諦めなかった生産者。

様々な作物を知っている種苗メーカー
尋ねたのであります。

種苗メーカーの人
低温で強く、砂地で栽培できる
 作物って何だろう。
 どんな作物にしよう。
 どうしようかなああ~」





種苗メーカーの人
「そうだ!ひらめいた!



種苗メーカー「これを!」

農民「これはカボチャの種??」

種苗メーカー
「うん!カボチャの種。
 君たちならきっと上手に作れるよ」





こうして始まったカボチャ栽培。
スイカの栽培技術を生かした
カボチャの栽培は大成功!
一年目からその美味しさは世間の注目を
浴びるのであります。
かくして誕生したのが‘大浜みやこ’なのです。

《終》





と当時の生産者達の諦めない気持ちがもらた 
‘大浜みやこ’ですが、現代の生産者も
美味しいカボチャを作るための努力を
惜しんではいません。

佐々木
「カボチャ栽培で1番大切な時期はいつですか?」

松森さん
「ビニールのトンネルで栽培している時期!」





松森さん
「これは5月5~6日ごろです」



この時期はカボチャが育つにはまだ寒いので
ビニールでトンネルを作り
トンネル内が40度を超えないように保ちます。



佐々木「次はこうなるんです」

モモ「穴がいっぱい開いている!」

佐々木「この温度管理が…」

松森さん「もっとも重要ですね」

トンネルに穴を開け温度管理を行います。
一度開けると閉じられないため、
朝と夜の温度差や天気を見ながら
カボチャにとって最適な環境を作ります。





さらに…

松森さん
「ずっとツルを横に這わせているんです!」

ツルがキレイに伸びるように
トゲのある葉に気をつけながら整えます。
その後、トンネルを外しますが
まだまだ目を光らせなくてはいけません。





松森さん
「とにかくキズをつけないように!
 ここは風が強いので回されちゃうんです。
 回されると自分でキズを付けちゃう」

森崎
「海に近いから砂地という利点もありながら
 風が強かったり温度が高くて大変だったり
 色々大変な想いをされて育った大浜みやこだ」

松森さん
「決して砂はいいことだけではない…」

手間をかけ栽培された‘大浜みやこ’
ブランドを維持するための努力はまだあります。




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