森崎
「ここが冷凍保管庫ですね」
さて扉を開いて中に入ると…
「うわあああああ~寒そう~」
「うわ~」「きゃあああ」
真っ白な世界にようこそ…
あぐり一行いっせいに
「寒い!」「寒い!」
入口からどんどん中に入っていくと
河野「何これ??」
馬場さん
「ここが1千トンの保管能力がある
冷凍倉庫です」
森崎「ずっと奥まであるよね」
馬場さん
「奥には4千トンが保管できます!」
マイナス25度に保たれた貯蔵庫は、
最大5700トンの収納が可能。
収穫から貯蔵まで3時間以内で加工される
中札内村の冷凍枝豆は、
国内はもちろん世界4カ国(オーストラリア、
ドバイ・香港など)に届けられています。
森崎
「工場の敷地もすごく広くて
それだけたくさん枝豆が作られていて
全国・世界に届けられている…
それと…この名前のプレートも驚き!」
馬場さん
「この工場に従事している職員全員が
食品衛生責任者の講習を受けるという
取り組みをしています」
馬場さん
「先ほど箱詰め作業をご覧頂いたと思いますが
枝豆を作っている生産者さんが
お手伝いに来てくれます。
畑で作って終わり…じゃなくて
製品作り(加工)に携わることで
作付けに対する意識向上もあります。
生産者とJAが一体となって取り組んでます」
森崎
「雇用を生み出すだけじゃなくて
色々なエキスパートを産んでいる」
じゃ~ん もんすけです!
高品質な枝豆生産を通じて、
地域を活性化させているJA中札内村。
そのほかにも様々な取り組みを行っているんだよ
JA中札内村 松野安利さん
「JA中札内村では地域貢献の一環として
JA職員が講師を務める
『農協学習塾』を展開しております。
休憩時間には同農協のどらやきや
枝豆加工食品を食べて頂いて好評を得てます。
また食農教育の一環として
枝豆籏争奪少年野球大会を毎年開催し
選手及び指導者・父兄など
多くの方々に枝豆を振る舞い
大変好評を得たております」
JA中札内村の枝豆を、
もっともっと知ってもらえたら嬉しいよね!
佐々木
「枝豆の加工品を頂きましょう」
中札内村の枝豆を使った種類豊富な加工品。
枝豆のパウダーを地元産小麦の麺に練りこんだ
「枝豆うどん」など30種類を販売しています。
森崎
「全部中札内村の枝豆を使っているの?」
JA中札内村 木村沙代里さん
「使用しております!
(枝豆うどんは)香港に輸出しています」
森崎
「香港といればあぐり王国が放送されている」
木村さん
「日本食ブームもありまして
食べて頂いています」
森崎
「えええ~食べてみたい!」
木村さん「ご用意しております」
ということで、海外でも大人気の
「枝豆うどん」をいただきます!
ヒロト
「うんおいしい!
普通の麵とはちょっと違う感じがする」
木村さん
「フリーズドライにした枝豆を粉末にして
練り込んでいます」
河野
「冷凍すると栄養はどうなりますか?」
木村さん
「瞬間凍結をすることで
(栄養価は)変わらないと思います」
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《えだ豆うどん(140円)販売情報》
JA中札内村産直売所
(中札内店・道の駅店・稲田店)
ほんのり甘くて独特の風味が特徴の枝豆。
いったいどんな栄養があるのかな?
天使大学看護栄養学部 荒川義人教授
「大豆と同じような特徴的な成分に加えて
特に枝豆の場合、ベータカロテンが
多く含んでいます。
ビタミンCも多いですね。
枝豆に含まれているタンパク質は
お酒を飲むと肝臓に負担がかかりますが
その時に良いタンパク質をとることが大事。
ビールのおつまみに枝豆を用いられますが
相性としてはよいと思います」
枝豆は美味しいだけではなくて
栄養価にも優れた野菜なんだね。
佐々木
「これから商品は増えますか?」
木村さん
「増やしていきたいと思います。
中札内村=枝豆と思ってもらうために
どんどんPRしていきたいと思います」