古川さん
「私もそうなんですが
農産物検査員という
資格を取得したものが
できた製品を鑑定して等級をつけ
そして成分によってランクもつけます」
森崎
「1等とか2等とかは
古川さんのような方がつけているんだ」
小麦の品質を管理する農産物検査員は、
収穫した小麦のサンプルを取って、
見た目の色や形などで製品状態を判断したり、
成分データの分析、そして最も重要な役割を担う
品質等級の決定も下す、
まさに小麦のスペシャリスト!
なかでも古川さんは、
その検査技術の高さを競い合う
全道農産物鑑定研修会・小麦部門で、
3度も最優秀賞に輝いている方なんです。
森崎
「実際に目の前に並べてありますが…」
古川さん
「このなかに1等麦(上)、1等麦(下)、
2等品、規格外があります」
森崎
「分かる?正直おんなじですよ!」
森崎
「こういう風に集合体として見る訳ですから
粒が良くないものが入っていたら
そこでランクが決まっちゃうってこと」
河野
「割合ですか?
コレくらいの中に良いのがどれくらいあるか?
で、ランクが決まってくる。全体で見るんだ」
森崎「チーム戦だ」
河野「ほかの作物とは違いますね」
ここで小麦のサンプルから、
形の悪い粒だけを抜き出すという作業を、
古川さんに見せていただくことに!
森崎「早いっ!」
あっという間に悪い粒を抜き出します。
さて一体どのくらいのスピードでしょうか。
佐々木
「最初の4粒を見つけた時点で8秒でした」
河野「2秒の1粒!?」
せっかくなので、あぐりっこも挑戦!
すると一同驚きの展開に…
アキラ「これでしょ…」
森崎「アキラ。ガンガンいくね」
河野「思い切りが良い」
森崎
「すごいなあ~アキラどうだった?」
少し悩んで…
アキラ
「えっなんか…
いけそうじゃない?って感じ!」
みんな大爆笑!!