じゃ~ん、もんすけです。JAみねのぶでは
どのようにお米を精米し出荷しているの…
まず玄米がこちらの施設に届いたら、
荷受ホッパーに入ります。
詳しい話を担当の佐藤さんに聞いてみよう!
JAみねのぶ 佐藤和登さん
「玄米を精米する間に異物除去を行う際
アスピレーターという装置や
流下式選別機、石抜機を通ります。
アスピレーターは玄米との比重で
軽いものを選別します。
流下式選別機によってヌカ玉の除去、
石抜機で玄米より重い物を除去します」
まず石やヌカ玉(ぬかだま)といった
異物を取り除きます。
そして精米した後も異物を除去します。
佐藤さん
「白米になった段階で次に精選機を通ります。
精選機では白米より小さい異物を除去。
その後、色彩選別機で着色米の除去しており
2台設置することでいいものをとってます」
最後に改めて糠玉を取り除く機械と
金属検知器を通ったら袋詰め!
佐藤さん
「お客様にに1年間を通して
安心して食べて頂けるお米ということで
品質の基準も私達で選び抜いていますので
おいしいものを届けられるように
心がけていきたいと思っています」
異物混入を出来るだけ少なくするために
あんなにたくさんの機械を通って
出荷されているんだね!
今年の新米も楽しみだね。
精米するまでに出る様々な副産物。
これらも私達の生活に
とっても深く結びついているんです。
佐々木
「稲ワラは何に使われているか?
分かるかなあ~」
アイリ「何かをして肥料とかにしている?」
ヒロキ「動物とかのエサになる?」
なんとあぐりっこ正解!
JAみねのぶの生産者数名は
十勝の畜産農家に稲ワラを出荷し、
飼料としても使われているんです。
一般的には草履やしめ飾りにも使われます。
そしてこのもみ殻も堆肥や燃料などに
活用されています。
ではこの‘ヌカ’はと言うと…
こちらになります!
臭いをかぐと…
あぐりっこ「あああ…」
藤尾「どんな匂い?」
ヒロキ「何だろう」
森崎「がっかりする反応だね」
ヌカはぬか漬けのヌカ床や、
化粧品などに使われます。
早速ヌカ漬けを食べてみると…
アイリ「おいしい!」
森崎
「ワラももみ殻もヌカもこうして全部
我々の暮らしに役立っているんです!
だから稲は米だけじゃないんだよ。
いろいろ役立っているんだね」
稲ワラは牛のエサになるという事を
学んだあぐりっこですが
昔はお米の貯蔵や運搬に
無くてはならないものでした。
そこで、どの様に使われていたのかを
生産者の田島茂さんに教えてもらいましょう!
さてあぐりっこの目の前にある
この丸々とした物体。なにかなあ?
レンカ
「この中にお米を入ってるんだと思う」
佐々木「これは何てものなのか?」
あぐりっこ
「見たことあるけど名前は知らない!!」
佐々木
「これは…米俵といいます」
ここで田島さんにご指導いただきて
米俵を手作りしていきます。
使うのはこの編み台
一俵(約60キロ)の米俵を作って行きます。
田島さん
「同じ量のワラを手に持ちます。
じゃないと歪んでくるからね」