あぐり王国 放送内容

2015ǯ1107土
グローバルギャップとは??


世界が認める畑で栽培されたニンジンとは!?
その謎を探るため一行は収穫が行なわれている
ニンジン畑へ。詳しいお話をJAとうや湖の
金子貴寿さんに教えていただきます。



森崎
「世界が認めたニンジン畑が
 あると聞きましたが…」

金子
「こちらです!普通の畑にみえますが
 グローバルギャップという
 国際基準の管理をしています!」

あぐりっこ「グローバル??」





金子さん
「ここに書いてますよね。
 ほ場管理ということでこの看板が立ってます。
 グローバルギャップというのは
 生産者や周りの環境などにも配慮した
 栽培をしていますよってことが
 グローバルギャップに基準になってます」



そもそもGAP(ギャップ)とは、
Good Agricultural Practice“
頭文字をとったもので、
農業生産工程管理と呼ばれるもの。

農作物生産における「環境の保全」
「労働の安全」そして「品質向上の努力」など、
様々な目的を達成するために定められた、
農場管理の世界基準なんです。例えば…





金子さん
「国際基準の項目は240以上ありまして…
 このぐらいのファイルになります」

森崎
「うわ~~いっぱい書いてる。
 換気は良好ですか?
 明るさは十分ですか?
 他の資材と分離していますか…
 全部細かく1個1個…細かい!」

チェック項目は農機具や農業資材などの保管、
そして生産者の体調や衛生面に至るものまで
様々ですがPDCA(ピーディーシーエー)サイクル
と呼ばれる工程管理が重要なんです。





金子さん
「簡単に言いますと
 プランを立てて(Plan)
  行動おこして(Do)
 それを確認して(Check)
 最後に見直す(Action)
 これを繰り返すことがPDCAサイクル!」



金子さん
「当たり前のことを当たり前に実行することを
 実践しているのがグローバルギャップです」



世界基準のグローバルギャップのほか、
国内にも様々なギャップがあり、
各認証機関による基準が定められています。



ちなみにGAPとYes!Cleanの違いを
わかりやすく説明すると、
“安全安心な栽培方法で生産された作物”
与えられる認証がYes!Clean。

“安全安心な農場環境で栽培を行った、
生産者や団体”
に与えられる認証が
GAPとなるのです。



森崎
「それではいよいよ札幌の小中学生も
 食べているという世界が認めたニンジン畑!
 お邪魔いたします…」

金子さん「ダメです!!」

突然大声を上げた金子さん!
あぐり王国が畑でまさかの取材拒否!?




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