ニンニク畑に行ってみると-
あぐりっこ「穴がある!」
森崎
「穴があるね。そのビニールが長~いのね」
アイサ「あっちまであるよね」
森澤さん「向こうまで360メートルあります」
あぐり一行「えええ~~」
森崎「今は何をされていたんですか?」
森澤さん
「機械でニンニクの種を植えています」
取材で訪れたのは10月22日。
実はその2週間前、
オホーツク地方を襲った台風による大雨で、
畑はご覧の通り冠水状態に―
ニンニクの種の植え付けも、
大きく遅れてしまったのです…
森崎「無事行きそうですか?」
佐々木
「これからの作業にかかっていますね!」
森澤さん
「そうですね!」
まずは常呂の名産ニンニクがどんなものなのか、
見せていただくことに。
森澤さん
「ピンクニンニクって言ってます。
中は白いです!」
ピンク色の皮に包まれた
常呂名産のピンクニンニクは、
町内12軒の生産者が栽培する在来種で、
1962年から生産を続けている
歴史あるニンニクなんです。
佐々木「ホワイトニンニクとの違いは?」
森澤さん
「辛味が違う!ホワイトニンニクより
ピンクニンニクの方がすごく辛い!」
ピンクニンニクは一般的なホワイト種に比べて、
辛みだけではなくニンニク特有の
臭いが強いのも特徴なんです。
ここでピンクニンニクの種の植え付け作業を
見せていただくことに―
奥様の滋子さんと一緒にニンニクの種植え機に
乗って作業スタート!。
丸く穴が開いたところにニンニクを
入れていきます。
佐々木「ニンニクの向きを揃えるんだ」
森崎
「芽になる方が上になるように差し込んでる。
それが前の方がでどうなるのか見てみよう」
ニンニクを入れた台はゆっくり回って
最後はマルチに穴を開けて植えていきます。
森崎
「下に降りて行ってニンニクと一緒に
土の中に押し込められています」
保温性を高めるための黒い
ビニールシートのなか、
7センチ程度の深さに植えられる
ピンクニンニクのタネ。