ではここで収穫の流れをみていきましょう。
まず種子専用に栽培するピンクニンニクがあり、
その地上部分に実る
“珠芽(しゅが)”と呼ばれるタネを植え、
1年後に一つの鱗片ができます。
その鱗片を収穫してまた畑に植え、
1年後には3片のタネに成長。
その3片を収穫して鱗片をまた畑に植え、
1年後には6片に。
そしてさらにその6片を収穫して、
鱗片を畑に植えたものが出荷となります。
これらのサイクルを繰り返して栽培されるのが、
常呂産のピンクニンニクなんです。
森崎
「下のローラーはどんな役割をしている?」
森澤さん
「畝に沿って自動で走ってくれるんです」
森崎「自動操縦なんだ!」
佐々木「ハンドルないですもん!」
森崎「じゃあ子供たちだけでも出来る?」
あぐりっこ
「やりたい!やりたい!やりたい!」
ということで早速ピンクニンニクの種植えに!
いざやってみると-
アイサ・しずく「早い!早い!早い!」
機械のスピードに追い付けず強制終了!
アイサ「パニくっちゃう!」
じゃ~ん、もんすけです。
独特の風味が特徴の在来種ピンクニンニク。
かつて常呂町は全国一の作付面積を誇っていた
ニンニク名産地だったんだよ。
JAところ 名越伸一さん
「常呂町のニンニク栽培は
1962年(昭和37)1軒の農家から
始まりました。
1973年(昭和48)には収益性の高い
作物ということで、作付け面積が
116ヘクタールにまで拡大して
生産量全国一となりましたが
その後価格の低迷や
安価な中国産ニンニクの
輸入などで作付け面積が減りまして
1988年(昭和63)には
わずか1ヘクタールまで落ち込みました。
しかし香りや辛味が強い常呂町ニンニクに
こだわりを持つ生産者が
常呂町ニンニク耕作者部会を発足し、
現在16ヘクタールまで作付面積が
増えています。今後はかつて日本一だった
ニンニクの産地としての誇りを持ち、
ニンニクと言えば常呂町といわれるような
産地拡大を目指していきたいと思います」
現在JAところではイエスクリーン認証を
取得した安全安心なピンクニンニクの生産にも
積極的に取り組んでいます。
北海道産の高品質なニンニク!
ぼくも食べてみたいな~
一般的なホワイトニンニクより、
辛みが強いと言われるピンクニンニク。
その違いをリーダーと佐々木アナが、
すりおろしたもので確かめてみることに…
まずは一般的なホワイトニンニクから―
佐々木アナ悶絶…
森崎
「ぬわ~~辛い!!
(ピンクは)ホワイトより強いの??」
果たしてピンクニンニクの実力とは!?
佐々木アナ…もうパニック状態です。
佐々木
「なんか!花火!口の中が…辛い」
森崎
「ぬががががが~
痛い!痛い!痛い!痛い!」
するとリーダーの体に変化が…
ぬおおおお~~(お口に火花か??)
だあああああ~(パワーみなぎって!)
森崎「ピンク森崎!」
新キャラ「ピンク森崎さん」登場しました…
さて改めて…
森澤さん
「熱を加えると辛さが甘さに変ります」
森崎
「ネギとかと一緒だ。
この辛さが甘さに変って
最後のうまざっ… 」
森崎
「うまざっ…うまさに…
ごほっ(むせる)」
ゴホッゴホッ
むせるリーダー
佐々木
「リーダー!
刺激が強すぎましたね!」