美味しいリンゴの見分け方を知ったところで
収穫してみよう!
まず軽くリンゴの軸に指をそえて
リンゴを持ちますよ。
冨野さん
「(軸の)関節みたいなところを折ると取れます。
折れ曲がりやすいように指をあてて…
(下から)上のほうに持っていくと…」
ポキッ
森崎「簡単!」
シュンセイ「一瞬だ!」
簡単に収穫できましたよ。
さてみんなも収穫体験したよ♪
アイ
「中身が詰まっている感じがする!」
あぐりっこ自分で見分けたリンゴを収穫!
森崎
「磨くとこんなにピッカピカ!
すごいツヤツヤなリンゴになっています」
冨野さん
「リンゴって自分でワックス成分を出すんですね」
森崎
「これは薬とかを散布したものではなくて
リンゴが自分で出してるものなんですよね」
ではみんなで収穫したての
リンゴをいただきます♪
ガブリ!ガブリ!
アイ
「思ったより甘かった」
ハルノ
「固くておいしかった!」
森崎
「年配のみなさんは、気を付けてよ」
ガブリ…
佐々木「水分たっぷり!」
森崎「甘いね!」
冨野さん
「食味ではかなり評判が良い品種なんですよ」
さらに冨野さんが是非見てもらいたい!という
品種があるそうで…
森崎「これ?これは何?」
冨野さん
「これは“きたかみ”という品種です。
早生の品種なのでもう収穫しましたが、
これ古い木です。50年ぐらい経つ木です。
実は父が上の方にきたかみの
品種を接いだんです」
あぐり一行「???」
冨野さん
「高接(たかつ)ぎって言いまして
元の木があって、ある程度の育った木に
きたかみの枝を持ってきてくっつける!
苗木でやるよりもちょっとだけ早く収穫できる」
森崎
「下は他の木で高い所に枝を接いでる。
それがきたかみの枝なんだ」
これはリンゴ特有の栽培方法。
木の幹に違う品種の枝を接ぎ木すると、
その品種が実るんです。
こうすることで苗木から栽培するよりも
少し早く収穫出来るんです。
お次はちょっと珍しい品種!
冨野さん
「昔からある品種なんですけど…
この緑色の品種!」
シュンセイ「ピーマン!」
冨野さん
「これはインドという品種なんです」
森崎
「インド??辛いんじゃない?」
河野「カレー味??」
冨野さん
「あははは!どんな味でしょうね」
早速緑のリンゴ・インドを食べてみましょう。
シュンセイ「固い…」
森崎
「うん?表現しにくい…
私たちが好きなシャリシャリ感がない」
冨野さん
「酸味がほとんどないんです」
佐々木
「でも甘いんですよ」
森崎
「これはこれで美味しい!」
富野さん「インドのファンもいらっしゃる」
固くジューシーではない食感と
強~い甘みが特徴のインド
数十年前には贈答用の
高級リンゴとして扱われ、
一世を風靡しました。
今では希少価値が高いリンゴです。